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きちんと食べて痩せ体質に!ヤセ菌を増やす方法まとめ

みなさんは腸内細菌のなかに「ヤセ菌」とよばれるものがあることをご存知ですか?

なんでもこのヤセ菌、身体の中に余分なエネルギーを溜め込ませない働きを促してくれるのだとか。

健康志向が高まる今、きちんと食べて健康的に美しく痩せることが主流となっています。「ヤセ菌」はそんな健康的にダイエットをしたい人にぴったり!

知っている人も知らない人もこの記事を読んで、ヤセ菌を増やし、カラダの中からキレイになりましょう!

■ヤセ菌の働きとは?

腸内細菌の中でも、私たちの身体に有益な働きをする菌は「善玉菌」と呼ばれています。この善玉菌の中には、食べたものから「短鎖脂肪酸」という物質を作り出す菌があります。

短鎖脂肪酸は、血液にのって脂肪細胞に届き、脂肪が蓄積されるのをストップして、身体に余分なエネルギーを溜めこませない働きがあります。そのため、短鎖脂肪酸を作り出す菌が「ヤセ菌」と呼ばれるようになったのです。

ヤセ菌は善玉菌の仲間であり、腸に良い食べ物や生活習慣を続けることで、増やすことが可能なんだそう。

■ヤセ菌の住む美腸を作る「朝」と「夜」の過ごし方

●リセットの「朝」

体内時計は24時間では動いていないため、毎朝リセットする必要があります。

朝に、朝陽を浴び、朝食を摂ることで2つある自律神経「交感神経」のスイッチがONになり、身体は代謝モードに切り替わります。

そして身体は、体内時計がリセットされてから、14~16時間後に睡眠を誘うホルモン「メラトニン」の分泌が高まり、今度はもう一つの自律神経「副交感神経」が優位になり、リラックスした状態になります。

腸の働きは、この副交感神経が司っているため、リラックスした状態になる夜こそが腸のゴールデンタイム。

このゴールデンタイムを確保するためには、朝に「朝陽」を浴び、「朝食」を摂って体内時計をリセットすることが大切なのです。

●リラックスの「夜」

夜は昼間のストレスを持ち込まず、副交感神経優位の状態を作ることがポイントになります。好きな音楽や本を読んだり、お風呂にゆっくり入るなどしてゆっくり過ごしましょう。

食事をすると一時的に交感神経が活発になりますから、食後すぐに眠るのはNG。交感神経が優位なまま眠りにつくと、消化・吸収が充分に行われず、下痢や便秘といった腸トラブルの原因にもなりかねません。

夕食は就寝3時間前までに済ませ、就寝前はリラックスして過ごす習慣をつけましょう。

■ヤセ菌を育てる食べ物4つを積極的に摂りましょう!

(1)「大麦」は食物繊維の優等生

大麦は、その90%以上が食物繊維というほど、食物繊維が豊富な穀物です。その中でも、60%を占めているのが「β-グルカン」と呼ばれる食物繊維は、腸内で善玉菌のエサとなってヤセ菌を育て、発酵分解される際に「短鎖脂肪酸」をうみ出してくれます。

さらに次に食べた食事後の糖の吸収を穏やかにする「セカンドミール効果」もあわせ持っているため、ダイエットには欠かせない穀物といっていいでしょう。

(2)「海藻」はネバリとフコキサンチンが◎

海藻のネバリ成分は、水溶性食物繊維の仲間です。

また、色素成分「フコキサンチン」には、エネルギーを脂肪として溜めこんでしまう「白色脂肪細胞」に働きかけ、既に蓄積された脂肪の燃焼を促す働きが期待できるとのこと。

したがって、海藻も痩せ体質に欠かせない食材と言えそうです!

(3)「納豆」は腸内環境を整える

納豆菌は、胃液などの消化液に強く、生きて腸までたどり着くという特性を持っています。そして腸内でも発酵を続け、腸内のphを酸性に保って、善玉菌が育ちやすい環境を作るべく働いてくれます。 また、納豆のネバネバ成分や大豆由来のオリゴ糖も善玉菌のエサとなります。

(4)甘い「ドライプルーン」でおやつに食物繊維を

ドライプルーンは、4~5個食べるだけで約3gの食物繊維を摂ることができます。現代人は、1日5g程度の食物繊維が不足していると言われていますから、おやつで食物繊維を美味しく摂ることができるのはありがたいですね。

また、抗酸化力も強く、甘いのに糖質が少ないヘルシーなドライフルーツですでの、痩せ体質を目指すなら、おやつにはもってこいでしょう。

■短鎖脂肪酸を生む食べ物 2つ

(1)水溶性食物繊維

食物繊維には「不溶性食物繊維」と「水溶性食物繊維」の2種類があります。果物や海藻などに多く含まれる水溶性食物繊維は、「ヤセ菌」と呼ばれる善玉菌の大好物。

発酵されて短鎖脂肪酸を産生するほか、老廃物や毒素を吸着する、便を柔らかい状態に保ってスムーズな排出を促す働きもありますから、デトックスや便秘解消もサポートします。

<水溶性食物繊維を多く含む食べ物>

海藻・柑橘系フルーツ・大麦・納豆など

(2)オリゴ糖

オリゴ糖も腸内で発酵して短鎖脂肪酸を作り出します。

一般的な食べ物にも含まれる成分ですが、含有量が多くはありません。

シロップとして販売されていますから、痩せ体質を目指すなら、砂糖の代わりにオリゴ糖を使う習慣をつけると良いかも。

<オリゴ糖を多く含む食べ物>

玉ねぎ・大豆・はちみつ・にんにく・イチゴなど

いかがでしたか? 大豆・海藻などを積極的に食べて、できるだけ規則正しい生活を心がけて「ヤセ菌」をどんどん増やしていきましょう!

(LBR編集部)

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提供元:    LBR



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