ダイエットに挑戦しているとき、どうしても耐え難いのが、お腹をキュルキュルと締め付けるような空腹感です。
この空腹感さえなければ、ダイエット成功間違いなし……と思いますよね。
でも生きている上で、空腹感からは逃れることはできません。
ならばなんとか、上手に乗り越える方法を考えたほうが賢いと言えます。
そこで今回は、ダイエットを成功させるための空腹の乗り越え方や、有効な食品をご紹介します。
なぜ空腹を感じるのか?
人が空腹を感じるのには、血糖値が大きく関わっています。
血糖値というのは、血液中のブドウ糖の割合を示すものです。
ブドウ糖は脳に非常に有益な栄養素であり、足りなくなってくるともっと補給するよう、食べものを摂取するよう脳から指令が下ります。
ですから血糖値が下がると、空腹感を覚えるわけです。
もし空腹感を避けたいのであれば、血糖値を上げることがもっとも簡単な方法であると言えます。
空腹感を紛らわせるためには
空腹感を紛らわせるためには、まず血糖値を上げること。
とはいっても普通に食事をしてはダイエットにならないので、アメやガムなどを口に含んで糖分を摂取すると、その場をしのぐことができます。
低カロリーなものを食べるというのも手段のひとつです。
こんにゃくや寒天、ところてんなどであれば、多少量が増えてもたいしたカロリーにはなりません。
あとは、空腹感を忘れるぐらいに好きなものに集中するといった方法などでしょう。
しゃっくりがいつの間にか止まっているのと同じような要領です。
「おしゃぶり昆布」をよく噛んで満腹感を
食べる際によく噛むことは、ダイエットの基本です。
噛むことで満腹中枢が刺激されて、空腹感を紛らわせることができます。
またよく噛むことで栄養素が素早く糖へと変換され、血糖値を上げてくれるという効果もあるようです。
おしゃぶり昆布はそういった効果を得るにはぴったりの食品。
種類によっては塩分がたくさん付いているものもあるので、確認してから食べるようにしてください。
「ドライフルーツ」でお腹を膨らませて
ドライフルーツには食物繊維が豊富に含まれています。
摂取後に体内で水分を含み、膨らんで満腹感につながるのでお勧め。
もちろん整腸作用による便通促進効果も、ダイエットには有効です。
フルーツならではの美容効果も得ることができます。
レーズンに含まれるアントシアニンによるアンチエイジング効果や、あんずに含まれるβカロテンによる美肌効果などがあります。
ただカロリーは低くないので、食べすぎないよう注意してください。
時間がないときの「ヨーグルト」
ヨーグルトは食べやすく飲み込みやすいので、時間のないときの空腹解消にはピッタリです。
無糖のものであれば、かなりカロリーを抑えることができます。
乳酸菌には免疫力をアップさせる効果があるので、ダイエットで体調を崩し気味の方にこそ食べて欲しい食品です。
整腸作用による美肌効果も見逃せません。
温めてホットヨーグルトにすると、栄養素の吸収率がアップします。
噛めば噛むほど美味しい「煮干し」
普段は出汁を取るために使う煮干しも、食べると案外美味しいもの。
噛むほどに味がしみ出してきてクセになります。
噛むという行為によって空腹感を満たせるだけでなく、同時にカルシウムを摂取することができます。
カルシウムは骨や歯など、カラダの基礎を作る栄養素であり、美しさを保つ上で不可欠。
塩分に気をつけて食べるようにしてください。
お腹がすいたという感覚が積み重なると、ダイエットが困難になるだけでなく、ストレスで精神的にかなり追い詰められてしまいます。
上手に空腹を満たして、ストレスを感じずに、穏やかな精神状態でダイエットを進められるといいですね。
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