食べても痩せる食品をとることで、摂取カロリーを気にすることなくダイエットできるマイナスカロリーダイエット。
今回は、マイナスカロリーダイエットについて詳しくご紹介します。
マイナスカロリーダイエットはどうして痩せるの?
マイナスカロリーダイエットとは、摂取カロリーより消化に使うカロリーが多い食品を食べると痩せるといわれているダイエット法です。
例えばマイナスカロリーダイエットに向いている食品としてリンゴがあげられます。
リンゴのカロリーは1個あたりおよそ120kcal。
食べたときに咀嚼したり、体の中で吸収したり排泄したりという一連の消化活動で消費するエネルギーを食事誘導性熱代謝といいます。
リンゴの場合、この食事誘導性熱代謝はおよそ160kcal。リンゴ自体のカロリーより食事誘導性熱代謝のほうが40kcal多いのです。
食事誘導性熱代謝で発生したカロリーの余剰分は、脂肪の燃焼に使われるといわれています。そういった食品を積極的にとることで、脂肪が燃焼されダイエットにつながるのです。
マイナスカロリーダイエットに向いている食品
マイナスカロリーダイエットに向いている食品には以下のようなものがあります。
■果物系
リンゴ・ブルーベリー・クランベリー・グレープフルーツ・ラズベリー・イチゴ・パイナップル・みかん・スイカなど
■野菜系
ブロッコリー・セロリ・トマト・キャベツ・人参・キュウリ・玉ねぎ・ほうれん草・アスパラガス・インゲン豆・大根など
■その他
メンマ・唐辛子・わかめなど
マイナスカロリーダイエットに向いている食品の多くは、栄養価も高いものが多いですね。ダイエット効果と合わせて美肌効果も期待できそうです。
マイナスカロリーダイエットの注意点
食事のすべてをマイナスカロリー食品に置き換えてしまうと栄養が偏ってしまいます。
健康のためにも、通常の食事のタンパク質や脂質・炭水化物の食品を全てなくすのではなく、量を少なくしてマイナスカロリー食品に置き換えるようにしましょう。
また、マイナスカロリー食品を食べるとき、マヨネーズやドレッシング、シロップなどをたっぷりトッピングしてしまうとたちまちカロリーが増えてしまいます。
マイナスカロリー食品を食べてダイエット効果を出したいときには、できるだけ素材そのままで食べるようにすることが大切です。
マイナスカロリーダイエットできれい痩せを目指そう!
普段の食事のタンパク質・炭水化物・脂質をちょっと減らして、マイナスカロリー食品を取り入れてみましょう。
マイナスカロリー食品に置き換えることによって全体のカロリーを減らすことができダイエットにつながります。
また、マイナスカロリー食品は栄養価も高く、体の中からきれいになることも期待できますよ!
(嶋ミドリ/ライター)