基礎代謝を上げると、食べ物から摂取したエネルギーが燃えやすく、太りにくい体質になります。
代謝アップの鍵を握る「内臓力」を鍛えれば、息をするだけでダイエットになるんです!
内臓をあたためて代謝を上げ太らない身体に
内臓の温度が1℃上がると、免疫力が約30%、基礎代謝は約10~12%上がると言われています。
代謝が上がるということは、身体がやせやすい状態になるということ。そのためにおすすめなのが、白湯を飲むことです。
白湯はあたためた水、つまりカロリーゼロのお湯。飲み続けるごとにやせやすい身体になっていく、白湯は理想的な飲み物なんです!
内臓力を上げる効果的な白湯の飲み方
水を入れた鍋ややかんを火にかけて10分程度沸かし、50℃前後に冷ましたものを飲みましょう。
インド古来から伝わるアーユルヴェーダでは、「火」にかけられた「水」が沸くことで「風」が起きる白湯は、火・水・風の重要な3つのエレメントを取りこめるものとされています。
飲むときには、マグカップ1杯の白湯を10分ほどかけてゆっくりとすするようにしていただきます。
おなかの底から、じんわりとあたたまってくるのを実感するのではないでしょうか。
朝の目覚めに1杯、食事をとる前に1杯ずつ。1日約800mlを目安にやってみてください。
さらなる内臓力アップのためのカイロ・腹巻・入浴・生姜!
ほかにも、日常生活のなかで内臓力をアップにつながることはいろいろあります。
まず、すぐに効果を発揮するのは使い捨てカイロです。
貼る場所は、おへその下とそのちょうど反対側にあたる腰の位置。
この2ヶ所をあたためることで内臓があたたまり、代謝が上がるのです。
手軽にできることとしては、腹巻もおすすめのアイテムです。
季節や服装を問わず、いつでも冷えの予防に役立ちます。
また、毎日シャワーを浴びるだけですませている人は、ぜひ湯船にためたぬるま湯にゆっくりつかるようにしてみてください。
全身の血行が促され、内臓の温度も上がります。
食事では、身体をあたためる生姜を取り入れると効果的です。
ほかにもにんじん・ごぼう・大根などの根菜類も、冷えの改善におすすめの野菜。
おいしく食べて、楽しくダイエットしましょう。
ラクしてダイエットなんて……できるんです!
白湯を飲んで「おいしくない」と感じるときは、身体のなかに老廃物がたまっている可能性大!
ほんのりと甘みを感じておいしく飲めるようになったら、あなたの身体はクリアな状態になっているということ。
毎日の習慣に取り入れて内臓力をさせ、スリムな身体を手に入れましょう。
(椎木ウララ/ライター)