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腰痛、垂れ尻の原因!「カチコチお尻」をやわらかくするストレッチ


お尻の凝りって感じたことありますか? 座っているときにいつも潰されているお尻は意外と凝っている部分。しかし、同時に凝りに気づきにくい部分でもあります。

しかし、お尻が凝り固まっていると、筋力が弱くなり、股関節も硬くなります。また、お尻は骨盤を支える重要な役割を担っているため、お尻が固まってしまうと腰痛やお尻のたるみにもつながることに……。

そこで今回は、理学療法士の筆者が、今からやっておきたいお尻のコリをほぐす3つのストレッチをご紹介します。

 

■お尻が凝ると起こる3つの悪影響

(1)腰痛の原因になる

お尻の筋肉と腰の筋肉は繋がっています。お尻が凝り固まってくると、その凝りに引っ張られるように腰の筋肉も硬くなり、腰痛を引き起こす原因となることもあります。

(2)股関節が硬くなる

股関節は良い姿勢や良い歩き方のために欠かせません。お尻は股関節を後ろから支えている筋肉ですが、お尻が固まることで股関節の動きを制限してしまい、働きが鈍くなります。

(3)お尻が下がる

お尻の筋肉が硬くなると、張りがなくなり、結果としてお尻が垂れ下がりやすくなってしまいます。

 

■お尻のストレッチ方法

●床に座って行うストレッチ

(1)右足を左膝上に乗せます。この時、右の股関節をなるべく開くように、膝を外側に倒します。

(2)お腹を突き出すように胸を張ります。背筋を伸ばして15秒止めましょう。

(3)左側も同様に行います。この時、背中が丸くならないように注意しましょう。

●床の上で前後に足を開くストレッチ

(1)左足を後ろに伸ばします。右足は前に出し、膝を90度くらいに曲げておきます。

上から見ると前の足はこんな感じです。

横からです。 

(3)そのまま身体を前に倒します。出来る限り身体を床に近づけたところで15秒止めます。

(4)左右の足を変えて反対側も行います。

●仰向けで行うストレッチ

(1)右膝を立て、左足首を右ももの上に乗せます。左膝を外側に倒し、なるべく股関節を開きます。

そうすると左右の太ももの間に三角のスペースが出来ます。

(2)左手を三角のスペースから通し、右太ももを抱えます。

(3)抱えた足をなるべく身体に引き寄せて、15秒止めます。

 

夜テレビを見ながら、また寝る前にベッドの中で行うのがオススメです。1日使ったお尻をリセットしましょう。

【筆者略歴】

※ 安季 ・・・ 理学療法士として患者さんへのリハビリ業務に携わる。その傍ら、リラクゼーションサロン『sayamakan』を開設し、アロマトリートメント、1人1人に合わせた自宅で出来るセルフトレーニングプランの作成などを提案している。

【画像】

※ Forewer / shutterstock

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提供元:    Woman Wellness Online



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