アメリカで話題のグルテンフリーダイエットは、小麦粉に含まれるグルテンをカットして無理なくやせやすい身体に整えていく食事法。
パスタや菓子パン大好きな人は要チェックです。
もちもちの食感がおいしいパンやパスタに含まれるグルテン
小麦に代表される、穀物に含まれるたんぱく質の一種です。
小麦粉に水分を加えて練っていくと弾力が出てきますが、そのようにして作るパンやうどん、パスタがもっちりとした弾力をもっているのはグルテンの特性を利用しているためです。
おいしい食感の源となっているグルテンですが、一方では血糖値を上げるはたらきをもっています。
すばやくエネルギーに変わるので身体を動かすためのパワーフードとしてはいいのですが、血糖値アップは脂肪の蓄積につながるインシュリンの分泌を促します。
体質によって差はありますが、パスタやパンが中心の食事が続くと、なんだか身体が重く感じる人は、意識して小麦粉由来の食事を減らしてみると効果が感じられるのではないでしょうか。
セレブも注目しているグルテンフリーダイエット
ミランダ・カーをはじめとするセレブも実践しているグルテンフリーダイエットとは、文字通りグルテンを含む食べ物を控える食事法です。
炭水化物ダイエットも人気ですが、やっぱり日本人としてはお米を食べれない生活は物足りなく感じてしまいます。
グルテンフリーダイエットでは、パスタやパンなどの小麦粉・大麦・ライ麦製品を控えて血糖値の上昇を抑え、脂肪がつきにくい身体をつくっていきます。
油っぽい調理は控えますが、肉と魚も食べてOK。
野菜をたくさんとるようにこころがけましょう。
お米は、白米よりも玄米が推奨されています。
玄米には基本栄養素の炭水化物・たんぱく質・脂質のほかにビタミンとミネラルがバランスよく含まれており、完全無欠の食べ物と言われているのです。
自然とよくかんで食べるようになるので、少ない量で満腹感を得られるメリットもあります! 小麦粉を含まない十割そばも食べてOKです。
和食はグルテンフリーダイエットに最適!
もともと日本では小麦粉・大麦・ライ麦が主食ではなかったため、和食にシフトするだけで簡単にグルテン食品を控えることができます。
玄米に具だくさんの味噌汁、煮物、焼き魚、漬物といった一汁三菜の献立で、食べる量は変わらずにおいしく健康になっていくのです。
また、食べる順番を意識するだけでも、やせやすい身体をつくれます。野菜を最初に食べてから、肉や魚に。
野菜も、生の野菜を先に食べてから加熱された野菜を食べるようにしてみてください。
便秘や肌あれにもおすすめのグルテンフリーダイエット
グルテンフリーは、小麦粉アレルギーの人のために考え出された食事療法でした。
しかし、その効果はアレルギーをもたない人にも絶大です。身体が軽くなるだけではなく、肌の老化を防いだり便通を良くするなど、いいことづくし!
ストレスは美容の最大の敵なので、まずは無理のない範囲で試してみてくださいね。