お風呂に浸かりながら。
こんにちは、美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
今回は、お風呂に浸かりながら行う足の運動や効能をご紹介します。
普段は触れない、動かせない足だからこそ
私たちは、眠る時間を除くと、一日のほとんどの時間を、靴や靴下を履いて過ごしています。
足指や足裏、足首、ふくらはぎなどは、日中ほとんど触ることがなく、意識して動かすこともないでしょう。
お風呂に入る時は、足を触ったり、直接状態を観察できる貴重な機会です。
足やふくらはぎにはツボが沢山!
足やふくらはぎには、足腰の疲れを取るだけでなく、全身の体調を整えるツボが集まっています。
ツボは、直接押すほかに、ストレッチをしたり、動かしたりすることで刺激を与えられます。
また、お風呂の中は温熱や水圧の刺激もあり、より効果的な環境と言えます。
足指グーチョキパ―・足指マッサージ
1. お風呂の中で、足指を握ったり(グー)、開いたり(パー)、親指とその他の4本指を前後にずらしたり(チョキ)と大きく動かしてみましょう。
2. 次に、手の指で足指を一本ずつつまみ、くるくると根元から回して引っ張ってみましょう。
効能
足指を動かすことで、自律神経やホルモンバランスを整えるツボを刺激することができます。
脳が活性化し、目の疲れや首のコリを取る反射区もあります。
外反母趾や偏平足等の予防にも役立ちます。
ふくらはぎマッサージ
1. 片足を立てて、両手の親指を揃えてふくらはぎに垂直に刺します。
2. その足首をゆっくりと大きく曲げ伸ばしをしながら、両手の親指の刺す位置を、アキレス腱から膝裏まで移動させて、じっくり押します。
ふくらはぎを押すだけでなく、足首を曲げ伸ばしをすることで、よりふくらはぎへの刺激が深くなります。
効能
足のむくみの解消、デトックス、腰痛解消、代謝アップ、足首の引き締めなど、多様な効果が期待できます。
片脚前屈のバリエーション
1. 片足を伸ばして、かかとをバスタブの縁に乗せます。
2. 両手を後ろに置き、指を立ててバスタブの底を押し、上体を伸ばした脚の方へ倒します。
3. 伸ばした脚のかかとを中心にして、つま先を内側や外側へ倒した状態(股関節・太ももの付け根から内側や外側へ倒した状態)でも前屈をしましょう。
ももの、より広い範囲をストレッチすることができます。
効能
膝を伸ばして前屈をする柔軟性をつけることが、美脚を作り、膝上の引き締め、ヒップアップにもつながります。
おわりに
入浴中は、リラックスをしやすく、体も温まっています。
ですから、お風呂の暖かい空間は、ストレスなくエクササイズができる、理想の場所のひとつです。
心地良いからこそ、長続きもしやすいことでしょう。
多くの変化が期待できる足運動とマッサージで、美脚作り&体調を整えるリズムができますように。