「あなたのウエストは、くびれてますか?」そう聞かれるとドキッとする人もいるかもしれませんね。「気がついたら寸胴になっていた……」なんてよくあること。
そこで今回は、理学療法士の筆者が、いつの間にかくびれが消えてきている人、何をしてもくびれが出にくい人におすすめの“くびれエクササイズ”をご紹介します。
もちろん、キツイ腹筋を繰り返さなくてもOK! その代わり“毎日コツコツ”やってみましょう。
■クビレを効果的に作るには?
ひざを立てて身体を起こす、いわゆる“腹筋”だけではくびれません! 大事なのはその奥のインナーマッスルを鍛えることです。
腹筋にもいくつか種類があり、1番深い場所にある腹筋は、コルセットのようにお腹周りを締める働きをします。この腹筋が働くことでウエストがキュッと締まってくるのです。
また、ここを鍛えることで腰痛対策にもなります。
■誰にも気づかれずくびれを作る!こっそりエクササイズ
椅子に深く座り、背もたれに背中をつけます。
お腹をへこますようにして、腹筋の力で腰を背もたれに押し付けます。これだけ!
動く必要はなくただ座っているだけなので、周囲からみれば“ただ座っているだけ”ですが、実際に力を入れてみると腹筋にかなり力が入ることを実感できるはずです。
お腹に力を入れるだけなので、椅子に座るタイミングがあればいつでもできますよ。
デスクワークをしながら、電車で座っているときに1駅分、などコツコツできると、少しずつウエストがすっきりしてくることを体感できるはずです。
「これだけでくびれるの?」と思った人、騙されたと思って続けてみてください。やはり小さなことをコツコツ続けることが大切なのです。
【筆者略歴】
※ 安季 ・・・ 理学療法士として患者さんへのリハビリ業務に携わる。その傍ら、リラクゼーションサロン『sayamakan』を開設し、アロマトリートメント、1人1人に合わせた自宅で出来るセルフトレーニングプランの作成などを提案している。
【画像】
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