梅干しにはダイエット効果が期待できる成分が含まれています。しかも、梅干しを焼くことによってダイエット効果はさらにUP!
今回は、そのダイエット方法についてご紹介します。
焼き梅干しに含まれるダイエット効果を期待できる成分とは?
梅干しには、もともと『バニリン』という肥満予防につながる脂肪を燃焼する成分が含まれているため、焼き梅干しにしないそのままの梅干しでもダイエット効果は期待できます。
さらに梅干しを加熱することによって、ダイエットに嬉しい成分がなんと増加するのです!
加熱していない梅干しには、『バニリングコシド』というバニリンに似た成分が含まれているのですが、バニリングコシド自体には脂肪燃焼効果はありません。
しかし、加熱することによってバニリングコシドが分裂し、脂肪燃焼効果のあるバニリンへ変化します。梅干しの加熱により、20%ほどバニリンの量がアップするそうです。
また、梅干しを加熱することによって出来る成分で『ムメフラール』というものもあります。ムメフラールは、常温の梅干しの中にはなく、温めた梅干しにだけできる体の血流改善に効果を期待できる成分なのです。
焼き梅干しダイエットで期待できる効果とは?
焼き梅干しには、バニリンやムメフラームといった成分あるため、摂取することで体全体の血行改善が期待できます。
その他にも、梅干しに含まれる酸味成分クエン酸による疲労回復などの効果も期待できるでしょう。
焼き梅干しダイエットで期待できる具体的な効果は以下の通りです。
・脂肪燃焼効果
・血液サラサラ効果
・肩こり改善
・便秘改善
・冷え性改善
・代謝をあげて太りにくくなる
・疲労回復
・視力回復
焼き梅干しを取ることによって期待できる効果は、ダイエット以外にもいろいろあるようです。こんなに期待できる効果があるのなら、家族みんなで始めてみてもいいかもしれませんね。
焼き梅干しの作り方とは?
梅干しを加熱することによってダイエット効果をあげる焼き梅干しは、次の様に作ることができます。
・フライパンで
油をひかずに梅干しをフライパンにいれ、こげない様に弱火で転がしながらじっくり熱する。10分程で出来上がり
・オーブントースターで
アルミホイルをくしゃくしゃにし、梅干しを包んでオーブントースターで10分程加熱。梅干しが中まで温まったら出来上がり
・電子レンジで
梅干しをお皿にのせ、ラップをして梅干し10個につき500wで1分間加熱する。
どの方法でも、自分にあった調理方法でOK! 一度温めるとその後冷えてもバニリンは減らないので、作り置きも可能です。
簡単なので毎日続けよう
思い立ったらすぐ出来そうな焼き梅干しダイエット。作り置きをして常備しておきたいですね。
ただし、梅干しには塩分が多く含まれるため、一度に多く食べるとむくみや高血圧などの原因になりかねません。梅干しは一日3個までにとどめて、毎日続けていくようにしていくことが大切です。
(嶋ミドリ/ライター)