こんにちは、コラムニストの愛子です。
ダイエットするならお酒は控えなきゃ、でも好きな食べ物も我慢、お酒も我慢じゃ続く自信ないよ~。そんな悲鳴を上げている女性は多いのではないでしょうか?
そこで今回は、お酒を飲むときの注意点とお酒の美容効果をご紹介します。
もちろん飲み過ぎはよくありませんが、適量であればお酒を味方につけて綺麗になることだってできるのです!
ビール
糖質量が多く、ダイエットの大敵と思われがちなビール。実は、ある2つのことに気をつけるだけでたくさんの美容効果が期待できるのです。
まず注意すべきは原材料。麦芽とホップだけでつくられているものを選びましょう!
副原料である米、とうもろこし(コーン)、でんぷん(スターチ)、糖類が太るもとになります。糖質ゼロのビールや発泡酒もたくさん販売されていますが、1番重視していただきたいのは裏面の原材料表記です。
ハタイクリニック院長の西脇俊二先生も著書『断糖のすすめ』(ワニブックス)の中で「肉を食べてもビールを飲んでもOK。
本当に我慢すべきは糖質だけで十分」だと仰っています。
ビールのお供には低糖質のおつまみを用意しましょう。 《ビールの美容効果》
・炭酸ガスの刺激により、胃腸の働きを活発にする。
・麦芽に含まれるビタミンBには糖質や脂質の代謝を助ける働きがある。
・ホップに含まれるフィストロゲンには、女性ホルモンのエストロゲンに似た作用がある。
ワイン
美容にいいお酒と言えば、ポリフェノール効果で有名な赤ワインが1番に頭をよぎるのではないでしょうか。
赤ワインの美容効果もさることながら、白ワインにも嬉しい効果はたくさんあるのです。2種類のワインそれぞれに期待できる、代表的な美容効果をご紹介しますね。
《赤ワイン》
・恋愛初期に分泌されるPEA(フェネチルアミン)。これは赤ワインを飲むことでも分泌され、食欲減退効果があるためダイエットに効果的。
ワインのおつまみとしてピッタリのチーズにもPEAを分泌させる働きがあるため、美容やダイエットには最強の組み合わせと言える。
・赤ワインと言えばポリフェノール。ポリフェノールには老化の原因となる活性酸素に対抗する、抗酸化作用があるため、美肌やアンチエイジングにつながる。
《白ワイン》
・白ワインに含まれる有機酸には、便秘解消効果がある(腸内の善玉菌を残し悪玉菌を減らすため)。
・白ワインに含まれるカリウムには、むくみを解消する効果がある。
白ワインはデトックス効果が高いのですね。赤でも白でも好みに合わせて、どうせ飲むならいい成分をとっているイメージをしながらワインを楽しみましょう!
2つの注意点
・アルコールと同じ量の水を飲みましょう。そうすることで血中のアルコール濃度が薄まるので、アルコールの分解を助け、二日酔いも防ぐことができます。
アルコールがダイエットの妨げになると言われている1番の理由は、体内ではアルコール分解が最優先されるため、それが終わるまで他の働きはすべてストップしてしまい、脂肪燃焼されないからなのです。
ですからアルコール分解を促進することはダイエットには欠かせません。
・アルコールには血糖値を下げる作用があるため、飲酒後に糖質を欲するケースが多いのです。飲んだあとのラーメンが恋しいのはそのせい。
お酒を飲むときは、ビタミンやミネラル豊富な野菜、たんぱく質豊富なお肉やお魚、大豆製品などをしっかり食べて、血糖値の低下を防ぎ、糖質のとりすぎを予防しましょう。そうすれば、大好きなお酒を我慢する必要はないのです。
いかがでしたか?食べ物が果たしている役割はたくさんあります。栄養補給のためだけに食事をしている人なんてごく僅かでしょう。もちろん食事を楽しむことは素晴らしいことなのですが、快楽を食事のみで得ようとすると、食べ過ぎに繋がり太る原因にもなります。
お酒という楽しみを取り入れることによって、食べる量を無理なく減らすことだってできるのです。
執筆者
愛子 コラムニスト/モデル
ダイエット歴は10年以上。芸能のお仕事を始めてからはますますストイックに。ストレスをコントロールしきれず、長い間「過食症」でした。こんなに頑張っている私は全然報われないのに、スリムで魅力的な方ほど、食べたいものを我慢していないのは何故?その答えが「心」の在り方、「脳」の状態だと気づいてから、私の苦悩は緩やかに終わりを迎えました。
長年、食べ物で埋めていた穴を、本当の意味で満たしてくれるものって一体何なのだろう?私が本当に欲しいものって何?私は今、それを見つける宝探しの真っ最中です。私にとって書くことはその1つだと思っています。私の経験が皆様のお役に立てることを願って、心を込めて書きます。
皆様、一緒に綺麗を楽しみましょう!