体がむくみやすくて、ダイエットをしても痩せにくい…と感じている人は『水太り』になっているのかもしれません。
特に夏は水太りになりやすい季節のため、注意が必要なんです。
なぜ水太りになるのか、その原因と対策方法を詳しくご紹介します。
夏は水太りしやすい季節!?
夏は暑くて汗をたくさんかくから、体内の水分が減って痩せそうな気がしますよね。
でも実は逆。夏はかえって”水太り”になる可能性が高いんです!
体中がプヨプヨしているのは脂肪だけでなく、余計な水分が原因となっているのかもしれません。
そもそも水太りって何?
水太りとは、体の水分代謝が低下することで体内に余計な水分が溜まった状態のこと。水を飲むから太るのではなく、体に水分を溜め込みやすいから体重が増えたり、むくんで足などが太く見えてしまうんです。
ではまず、水太りを招く原因を見ていきましょう。
水太りの原因とは?
体の冷え
体が冷えると代謝が低下するため、水分の排出も上手くできなくなります。
「夏は暑いから体が冷えないんじゃない?」と思っている人も多いかもしれませんが、冷房や冷たい飲食物、薄着ファッションなどで夏の女性の体は予想以上に冷えているんです。
塩分の摂り過ぎ
濃い味の食事やスナック菓子などで塩分を摂り過ぎると、体内の塩分濃度を薄めようとして体が水分を溜め込みやすくなります。
「しょっぱいものを食べた翌日は顔や足がむくむ…」という症状はいわゆる水太りの一歩手前で、水分代謝の低下が原因だったんです。
水太り対策方法
常温の水をこまめに飲む
水太りを防ごうとして水分の摂取量を減らすのは大間違い!
体が水分不足になると、かえって水分を溜め込みやすい状態になり、水太りが進行してしまいます。
ただし冷たい水や甘い清涼飲料水などでは代謝が低下するので、常温の水を少しずつこまめに飲むようにしましょう。
カリウムの多い食品を食べる
カリウムという栄養素には、体内の余分なナトリウム(塩分)を尿などで排出する働きがあります。
カリウムはアボカド・スイカ・トマトなどの野菜類、バナナ・キウイ・リンゴなどの果物類などに多く含まれています。積極的に摂るようにしましょう。
半身浴で体を温める
体を温めることで代謝が良くなり、水分の排出もスムーズになります。特におすすめなのが半身浴で体を温めること。暑い夏でもたまにはお風呂に入って、じっくり汗をかくようにしましょう。
また、日中の冷房対策も忘れずに行ってくださいね。
リンパマッサージをする
リンパマッサージによって血液やリンパの流れを促すことで、水分の排出も促すことができます。
足であれば、足裏→足首→ふくらはぎ→ひざ裏→太もも→足の付け根の順にマッサージをしてあげましょう。
むくみを解消できるうえに水太りの予防につながりますよ。
水太り対策でホッソリ痩せ!
水太りの基礎知識と対策方法をご紹介しました。今までダイエットをしてもなかなか成果が見られなかった人は、水太りが原因だったのかもしれません。
早速”体内の水分”を意識した生活を始めて、ホッソリしたボディラインを手に入れてみてくださいね。