こんにちは。「セラサイズ」インストラクターのHIROKOです。
「体幹を鍛えよう!」とよく言われますが、体幹とはつまり何なのかご存知でしょうか?
今回は、体幹についてのお話しと、体幹を鍛えるポイントを動画つきでご紹介いたします。
そもそも体幹って何でしょう?
腹筋や背筋を鍛えることと、体幹をつけるのは少し違います。体幹というのは、どんな体勢になっても体を支える筋肉群のこと。
例えば、昔からやっている寝た状態から起き上がる腹筋は、お腹の前の筋肉だけを使い、背筋運動は背中の後ろ筋肉だけを鍛えているだけで、360度の細かい筋肉のバランスはとれません。
実際の生活やスポーツでは、お腹の前だけを使うということは全くありません。
ですので、セラサイズ・スタジオでは従来の腹筋は禁止。なぜなら、つらくて、体幹のバランスには効果がなく、危険だからです。
腹筋が割れて見えるかどうかは、体脂肪率の影響が大きいのです。
体幹を鍛えるポイント!
・細胞の変化のためには、限界まで動く必要はありません。(がんばらなくても大丈夫!)
・全体のバランスをとりながら筋肉をつけることが重要です。
・体幹のバランスが崩れると、腰など痛める原因になります。お腹が割れていても腰痛の方は、たくさんいます。
【実践動画】体幹のバランスをとるセラサイズ
1.鏡の前で、つま先の向きをまっすぐ前にして肩幅か、少し広めに立ちます。
2.胸を張って、お腹に両手の指先を当てて、お腹を凹ませます。
3.顔と腰を止めて、肩や胸から動かす感じで上半身を左右にゆっくり回します。
《動きのポイント》
・胸を張り、体全体にはある程度の力を入れて、動かす時にお腹の力をふっと抜かずに、ゆっくり同じ速度で右、左と回してみてください。
・息は止めずに数えてくださいね。
《チェックポイント!》
□顔や腰が動いていませんか?
□上半身はゆるんでいませんか?
□肩だけ大きく回っていませんか?
できていれば、ウエスト周りを少し動かした感があると思います。実は、ゆっくりやることで、脳が筋肉を調整していく動きです。
同じ運動を繰り返していると、筋肉と脳神経は慣れて刺激が入らなくなります。正しい動きというのはないのです。色々な動きで、無理なく体幹を鍛えましょう。
執筆者
HIROKO 表参道セラサイズ・スタジオ マスターインストラクター
(社)国際細胞活性協会 理事。
理事として表参道セラサイズ・スタジオの運営と、「動きの基準」を担当。
セラサイズの動きと意味を伝えつつ、「体と心の健康と美」の新しいアプローチを世界へ発信。
元トヨタ自動車株式会社、ヨーロッパ部所属。
セラサイズスタジオでは、生き生きと輝きたい女性のための、体の弱い女性でもできる、頑張らない知的エクササイズ "セラサイズ"で超健康を拡げる活動をしています。
セラサイズが数年前からパーキンソン病、脳出血等脳関連のリハビリにも病院以上に効果があることがわかり、難病パーキンソン病の方の症状改善にも貢献しております。
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