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おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

「基礎代謝を上げる」とは、身体を維持していくために最低限必要なエネルギーの消費量を上げることです。そのためには、バランスのとれた食事を摂ることも大切です。

ここでは、基礎代謝を上げる7つの食品についてご紹介します。

おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

基礎代謝を上げてくれる食べ物とは

基礎代謝の向上には、一般に、体温を高くする、運動をする、血行をよくする、肺活量を多くすることなどが、効果的だといわれています。

つまり、身体を維持する基本的な力を高めるということです。こうしたことを踏まえて、基礎代謝を上げる食品について見ていきましょう。

1. しょうが

おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

しょうがには、ショウガオールという成分が含まれ、身体を温める作用があります。また、血行促進にも効果があります。

体温が上がると基礎代謝が上がります。逆に、基礎代謝が低いということは、自分で熱を作る能力が低いということで、低体温や冷え性を引き起こします。一般に体温が1度上がると、基礎代謝は約12〜13%も上がるといわれています。

身体が冷えると内臓の働きも鈍り、基礎代謝も低下してしまいます。身体を温める効果のある成分を含む食品を摂り、身体を中から温めましょう。

2 ニンニク、ネギ類

おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

ニンニクやネギ類に含まれているアリシンという成分は、血行を促進し、身体を温める働きがあります。

アリシンは糖質の代謝に必要なビタミンB1の働きも助けます。

3 根菜類

おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

大根、にんじん、ごぼうなどの根菜類は身体を温める働きをしてくれます。これらの野菜は冬が旬です。

寒い冬に身体を温める働きをする野菜が旬になるというのは、理に適っていますね。

根菜類は食物繊維を豊富に含んでいるので、便通をよくする働きもあります。

4 たんぱく質

筋肉が多くなれば、基礎代謝は上がります。筋肉をつけるために欠かせない栄養素がたんぱく質です。

「ダイエットをしたら太りやすくなった」ということを耳にしたことはありませんか?

これは、食事制限などで筋肉に蓄えられているエネルギーを消費してしまったことで、筋肉が減り、代謝が落ちてしまったからだと考えられます。

身体づくりに必要なたんぱく質が不足しないようにすることが大切です。ただし、脂肪も多く含まれる食品が多いので、食材の部位や調理法の工夫で脂肪の摂りすぎを防ぎましょう。

白身魚やささみ肉など脂肪の少ない食材を選んだり、植物性のたんぱく質を多く含む大豆製品などをうまく組み合わせていくとよいですね。

おいしく食べて健康に!基礎代謝を上げる7つの食べ物

5 ビタミンB群を含む食品

ビタミンB群は代謝を助ける働きがあります。糖質の代謝を助けるビタミンB1、そしてたんぱく質の代謝を助けるのがビタミンB2とビタミンB6です。ビタミンB群と総称される理由は一つの食品にまとまって含まれることが多いためです。

ビタミンB群は、玄米、納豆、大豆製品、豆類、豚肉、レバー、ウナギ、青魚、マグロ、カツオ、サケなどに多く含まれています。

6 ヨウ素を含む食品

ヨウ素はヨードとも呼ばれ、ミネラルの一種です。甲状腺に多く蓄積されており、甲状腺ホルモンの材料になります。甲状腺ホルモンは基礎代謝を高めてエネルギーの消費を促します。また、糖質、脂質、たんぱく質の代謝を促進する働きもあります。

ヨウ素は、わかめ、昆布、海苔などの海藻や、牡蠣、ハマグリ、小エビ、イワシ、サバ、カツオなどの魚介類に多く含まれています。

7 緑茶

緑茶を飲むと、交感神経を活発にするホルモンが増え、脂肪の燃焼効率を上げて、基礎代謝を高めます。

また、お茶に含まれるカテキンも脂肪燃焼を促進する効果があります。

まとめ

基礎代謝を上げるとは、基本的な身体の働きをよくするということです。どんな食品も、摂りすぎは身体に負担をかけてしまいます。

また、おいしくないものを無理に食べるのもかえってストレスをためることになります。おいしく楽しくバランスのとれた食事を心がけながら、工夫していくことが大切ですね。

文:編集部ライター Y.K

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