生理周期ダイエットで痩せるポイントとは?
生理後の痩せやすい期間を利用して体重を落とす「生理周期ダイエット」。
実は私自身、20㎏ダイエット中に取り入れて効果を実感した方法です。
基本的には生理後の食事がポイントですが、脂肪や老廃物をため込みやすい生理前の食事を意識すると、その効果がさらにアップします。
今回は、その経験をもとにしたアレンジ自在の「豆腐を食べるだけ」という簡単な方法と、効率よく痩せるためのポイントをご紹介します。
・生理前に太る理由とは?
女性の身体は排卵期を過ぎるとブロゲステロンという女性ホルモンが増加し、脂肪を蓄えて妊娠準備を始めます。そのため生理前は食欲が増して代謝が落ち、水分や老廃物がうまく排出できない状態に陥ります。
・生理前に豆腐がよい理由
エレストゲンという女性ホルモンは生理前に減少するため、豆腐に含まれる女性ホルモンと似た働きをする大豆イソフラボンを摂ると、その役割を補うことができるそうです。
特に豆腐には余分な中性脂肪を流す大豆サポニンや代謝を活発にする大豆たんぱく、むくみによいカリウム、イライラなどを解消するマグネシウム、腸内環境を整え、便通をよくするオリゴ糖などが含まれます。生理前の気になるむくみや便秘、肥満、精神不安などを解消に導く多くの栄養を含みます。
・なぜ豆乳より豆腐なのか
ここ最近、生理前に豆乳を飲む減量法が流行しましたが、より効率的に実践するためには豆腐がおすすめ。何より一番のポイントは、太る原因ともいわれる糖質の量が、豆乳よりも豆腐の方が低いことです。
また、豆腐はおかずにもスイーツにもなり、アレンジ豊富で飽きません。お腹にたまり、満腹感を得やすいのもメリットです。
スイーツなら黒蜜+きな粉、メープルシロップ、はちみつ、シナモンシュガー、コンデンスミルク、はちみつ+レモン、ココナッツミルク+甘納豆などをトッピング。白玉+コーンフレーク+あずきを合わせればパフェ風にもなります。
おかずならキムチ+納豆、チーズ、豆腐飯など、好きなものをのせて美味しく食べられます。
・注意点
ただし1日に食べる量は1/2パック程度。豆乳なら1パック(200ml)です。
※内閣府の食品安全委員会によると大豆イソフラボンの平均摂取量の上限値は「70~75 mg/日」。日常的に大豆製品を摂る習慣のある日本人にとって、適切な量とのことです。
さらにダイエット効果アップのポイント2つ
【ポイント①生理前の食事について】
生理前は豆腐に加え、むくみや便秘解消に役立つフルーツや腸内環境を整える発酵食品を食べるとよいでしょう。
例えば、カリウムや食物繊維が豊富なフルーツ:りんご、キウイ、バナナ、グレープフルーツ。
腸内環境を整える発酵食品:ヨーグルト、味噌、キムチ、納豆。
個人的には、香りにリラックス効果があり、お腹にもたまるグレープフルーツをよく食べていました。
【ポイント②生理後の食事について】
生理後の痩せやすい時期には、より代謝を高める食事を意識するとよいでしょう。筋肉の材料になるたんぱく質(低脂肪・高たんぱく)や、代謝を上げて体調を整えるビタミン・ミネラル、血糖値の上昇を穏やかにする食物繊維などを意識してください。
白米を玄米にしたり、赤身の魚や肉、色の濃い緑黄色野菜のサラダに、きのこ類や海藻を加るなど、少し工夫するだけで代謝をアップできる食事が作れます。
豆腐にプラスしたい!代謝アップ&簡単スイーツレシピ
■納豆キムチのネバとろ♪ ピリ辛豆腐
<材料(1人分)>
・豆腐(絹ごし):1/2パック
・納豆:1/4パック
・キムチ:大さじ1
・めんつゆ(3倍の濃縮):小さじ1/2
・好みでゴマ油:少々
<作り方>
豆腐に納豆とキムチを乗せ、めんつゆをかける。お好みでごま油をたらす。
■黒蜜きな粉のお豆腐スイーツ
<材料(1人分)>
・豆腐(絹ごし):1/2パック
・きな粉 大さじ1
・黒蜜 小さじ2
<作り方>
豆腐に好みの量のきな粉、黒蜜をかける。