そんな危険な食べ方とは、一体どんなものなのでしょうか? ダイエット食品『マイクロダイエット』を展開するサニーヘルスが行った調査レポート「揚げ物の太らない食べ方ってあるの?」を参考に、NG例を3つご紹介しましょう。
■1:副菜なし
一番NGなのは、揚げ物だけしか口にしない食べ方。揚げ物だけを食べ続けていては、栄養バランスもよくありませんし、体脂肪の蓄積を加速させる一方です。
揚げ物を食べるときは、必ず野菜や海草、きのこといった、食物繊維が豊富な食材を一緒に摂るようにすると、食物繊維が揚げ物から出る脂肪の吸収を抑えてくれます。揚げ物によく沿えられているキャベツの千切りも食物繊維が多いため、有効です。
またレモン汁には酵素がたっぷり含まれているので、揚げ物にはレモンを絞ってかけて食べると、代謝を促してくれます。チーズやマイタケ、エリンギなどに多く含まれるビタミンB2は、体に溜まった脂肪をエネルギーに代えてくれるので、これらも一緒に摂ることがおすすめです。
■2:夜10時以降の揚げ物
揚げ物を食べるのにNGな時間帯は、やはり夜。特に夜10時を過ぎると、脂肪の吸収を促進する酵素の働きが活発になり、BMAL1(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質が急増し、人の体は太りやすい状態になることがわかっています。ですから夜遅い時間に揚げ物を食べるほど、アウト。
また朝食は、揚げ物を食べるには胃腸に負担がかかるので、ベストな時間帯ならランチタイムと言えます。
■3:揚げ物の作り置き
揚げ物は、揚げたあと時間が経過するほど、酸化が進んでいきます。そのため揚げてから時間がたった揚げ物を食べていては、体にとって悪い油を摂っているのと同じこと。
もしもお店で食べたり、スーパーなどで買ったりする場合は、できるだけ出来立て、揚げたてのものを選ぶようにしましょう。自宅で自分で揚げるなら、オリーブオイルなど酸化しにくい油を使って揚げるとベターです。
油をたっぷり吸った揚げ物は、ダイエットの大敵。そんなメニューも、食べる時間帯や一緒に食べる副菜に、ちょっとだけ気を付けることで、太らずにすむことができます。そんな小さなコツを取り入れて、揚げ物も食べながら健康をキープしたいですね。