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鉄とカルシウムがたっぷり!アサイーダイエットの効果と含まれる成分

ブラジルやアマゾンが原産である「アサイー」

その見た目はブルーベリーに似ていますが、ヤシ科の種類のひとつです。

アサイーボウルにより健康フードというイメージがありますが、そのアサイーをダイエットに活かす方法はどのようなものなのでしょうか?

アサイーダイエットとは

 

アサイーダイエットは、1日のうち1食を、アサイーを使ったスムージーやジュースに置き換えるもの

ほかの2食については何も制限はないので、ストレスが溜まる心配もないでしょう。

また、1食をアサイーに置き換えるのに適しているタイミングは、夕食がベストだと考えられます。

それはなぜかというと、朝や昼は、活動が全開になっていく時間帯で、エネルギーと栄養を十分に摂る必要がありますが、夜はあまり必要ではないからです。

アサイーに含まれるダイエットに効果的な成分

アサイーダイエットは、直接脂肪を燃焼させる効果はありませんが、アサイーに含まれる水溶性食物繊維、必須脂肪酸のオレイン酸ポリフェノールが活躍するといわれています。

これらのはたらきのサポートをするのが、カルシウム

アサイーには、鉄はレバーの約3倍、カルシウムは牛乳の約2倍以上もの量が含まれています。

水溶性食物繊維

 

アサイーには、水溶性食物繊維が豊富に含まれています。

水溶性食物繊維は、胃や腸内で水に溶けゲル状になり、糖質を包み込んで吸収を抑え、血糖値の上昇を防止。

血糖値の急上昇は、大量のインスリンの分泌を誘発します。

ですので、水溶性食物繊維のはたらきは、体脂肪合成に作用するインスリンの分泌を抑え、体脂肪が増えること自体を防ぐため、ダイエットへとつながるでしょう。

また、ゲル状の水溶性食物繊維は、腸内に溜まった不要物を押しながら腸のぜん動運動に乗って移動していき、排便をスムーズに。

不要物が取り除かれ腸の中がキレイになり、微絨毛の栄養の吸収も良くなるだけでなく、腸内の運動がより盛んになって腸内環境の改善効果も期待できるため、さらなるダイエット効果を得られる可能性があります。

オレイン酸

 

アサイーには、必須脂肪酸のオレイン酸が多く含まれています。

オレイン酸は小腸での消化・吸収の影響を受けにくく、オレイン酸の持っている乳化作用によって余計な脂質は便へと取り込まれ、体外へ排出されます。

また、オレイン酸は、調理でも体内でも酸化されにくく、体内で細胞をさびつかせる原因である過酸化脂質ができにくい油。

過酸化脂質が増えないので、血管の細胞を傷つけずに良い状態を保つでしょう。

これらのはたらきで、血流に乗って栄養が隅々まで届くため、代謝がしっかりと行われ、基礎代謝のアップにつながり、ダイエット効果へと結びつきます。

ポリフェノール

 

アサイーには、抗酸化物質のポリフェノールが100g換算で4.5gと、ブルーベリーの18倍相当も含まれています。

この抗酸化作用は、オレイン酸の効果と合わさって血液の循環をスムーズに保ち、血管を良い状態に保つようにするので、代謝の改善から基礎代謝のアップにつながり、ダイエット効果が期待できるでしょう。

鉄分・カルシウム

 

アサイーに含まれる豊富な鉄分カルシウムもダイエットには重要です。

鉄分は、特に女性では失われやすいミネラルで、不足すると貧血の原因に。

貧血状態では、細胞の活動に必要な酸素の供給が十分にできなく、基礎代謝や日常の活動が下がり、さらには消費エネルギーも減少する悪循環になります。

また、カルシウムは、筋肉の活動や骨の健康状態を保つのに必要です。

カルシウム不足になると、筋肉の運動に影響を及ぼし足や背中がつったり、心筋や内臓の動きに異常が出て、不整脈や消化不良を起こすリスクも。

さらに、不足によって骨からカルシウムが溶け出し、骨粗鬆症の原因のひとつになるかもしれません。

ですので、鉄とカルシウムふたつとも、十分に体に取り込むことが大切です。

アサイーダイエットで気をつけてほしいこと

 

「アサイー」というと、パッとアサイーボウルを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?

フルーツ、グラノーラ、牛乳または豆乳を含むアサイーボウルは、食品のバランスは非常に良いのですが、意外に高カロリーであり、ダイエットに活かすとなると考える必要があるでしょう。

アサイーとほかのフルーツ、そして牛乳や豆乳を取り入れることは、重要なタンパク質を補えるためおすすめです。

アサイーダイエットで健康に

 

アサイー自体には、脂肪燃焼のような直接的な効果はなく、より効果を得たいのであれば運動も必要になってくると考えられます。

しかし、1食をアサイーに置き換えるだけの簡単なダイエットなので、まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか?

飽きてきたらアサイーの調理方法を変えてみるといった工夫をして、健康的な体をつくりましょう!

(この記事の監修:管理栄養士 岩月啓四郎)

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提供元:    NICOLY



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