血流を良くするリンパマッサージのやり方
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
太ももやふくらはぎが張っていて、むくみがあったり、押すと痛かったり、硬い感じがすることはありませんか?
また、気温は高くて暑いのに、太ももやふくらはぎ・お尻やお腹は冷えていたり…。
これらの症状は、血の巡りの悪く、老廃物が滞っていることが原因のひとつです。
今回は、どこにでもあるボールを使った簡単な方法で、血流を良くし、詰まりや張りを取る方法をご紹介します。
「パンパン太もも」解消マッサージ
100円ショップでも売っているような、子供が遊ぶのに使う、頭くらいの大きさのゴム(ビニール)ボールを使います。
外ももや前ももなど、パンパンに張っているももでボールに乗り、ゴロゴロと小さくゆっくり転がします。
ボールは柔らかく、当たる面積が広いので、ソフトな刺激で安心です。
しばらくすると、ボールと接している部分がポカポカと温かく感じられ、血流が良くなるのが分かります。
そけい部で乗ることで、リンパ節の刺激ができ、脚全体の老廃物・血液の流れを改善しやすくなります。
ボールに乗ったときに痛みを感じる人も…
外ももは硬くなっている人が多いので、柔らかいボールであっても、乗った時に痛みを感じる人もいます。
リラックスしてポカポカするまで乗っていれば、痛みは減ってきます。
繰り返し乗る度に、張った筋肉や脂肪がゆるみ、乗るのが楽になっていくでしょう。
ふくらはぎのむくみ解消・膝周りのたるみ予防に効果あり
硬式テニスボールを用意します。
使い古しのものでも構いません。
うつ伏せになり、右膝裏にテニスボールをはさんで膝を曲げます。
右手で右足を持ってお尻へ引き寄せます。
じんわりした痛気持ちよさを味わい、反対側でも同様に行います。
テニスボールが膝裏へ食い込んでリンパ節の刺激となり、ふくらはぎのむくみを取るほか、膝の詰まりや曲げづらさがある人への柔軟にもなります。
また、膝周りのたるみ予防にもお勧めです。
ダイエットにも!シンプルだけど効く「足首回し」
これはボールを使いませんが、足首を両方ゆっくり大きく回します。
自力だとあまり大きく回せない場合は、手を使って動かしても構いません。
慣れれば100回でも200回でも回せます。
足首には、むくみを解消し、血の巡りを良くし、代謝を上げるツボがあります。
ダイエットの助けにもなるでしょう。
筋肉をゆるめてリンパを流す「股関節パタパタ」
長座で座り、両足を投げ出して、脚を内側外側へパタパタと倒します。
股関節の力を抜いて、脚の根もとから緩めるように動かします。
股関節のすき間を空けるようにゆるめれば、そけいリンパ節の詰まりを取り、脚の張りやむくみ解消にも効果的です。
おわりに
ボールに乗ってゴロゴロするだけ、パタパタ動かすだけ。
心地よい刺激が張りを取って、巡りを良くしてくれます。