材料をポリ袋に入れて手もみするだけ! 誰でも簡単につくれるミキサーいらずのポリ袋スムージーのレシピを紹介。このポリ袋スムージーで無理なく、ヘルシーなダイエットにチャレンジしませんか? 選ぶ食材や飲むタイミングのポイントをおさえ、早速実践してみましょう!
ポリ袋スムージーダイエット、成功のポイント
Point1 旬の新鮮な果物・野菜でつくりましょう
旬の食材は味も栄養も充実して値段も手ごろ。その時期にいちばん出回っているものでつくれば、おいしくて栄養満点です。ただし、鮮度が落ちると栄養も損なわれるので、新鮮なものを買い、なるべく早く使いましょう。
Point2 飲むときはゆっくり、摂取カロリーを守って
材料をつぶし過ぎず、かんでゆっくり飲むようにすれば、満腹感が高まり、食べ過ぎ防止にも役立ちます、なお。スムージーは1日の摂取カロリー内でとり、間食などを調整してカロリーオーバーしないようにしましょう。
Point3 体の変化を楽しみに、1週間続けましょう!
ダイエット効果の表れ方には個人差がありますが、スムージーダイエットを1週間続けられれば、その後も続けられる可能性が大。体重の変化のほか、便通や肌の調子がよくなる、朝、起きやすくなるなどの体調の変化も期待できます。
Point4 朝や空腹時に飲んで脂肪を燃やしやすい体づくりをサポート
朝のスムージーは、食べ物を内臓に送り込んで消化を始めることで体温を上昇させ、代謝アップに役立ちます。前の晩に用意して、朝はもむだけにしておくとラクチン。“食べるジュース”という感覚で、よくかんでから飲み込んでください。その後、軽い間食をとれば足りないエネルギーを補え、血糖値の上昇・下降を緩やかに保つことができ、食べ過ぎも防げてやせやすい体つくりに◎!
肌サビを防いで美力UP!トマトを使った基本のポリ袋スムージー
女性のキレイに役立つ抗酸化成分が豊富で、かつ、うまみ成分がたっぷりで色も美しいトマトはスムージーにぴったり。脂肪燃焼効果や美白効果を期待できる1杯が、簡単につくれます
酸味が苦手な人も、ゴクッといけます!
トマト&オレンジジュース&レモンスムージー
1人分 64kcal
<材料 1人分>
・トマト……70g(中1/2個)
・オレンジジュース……120g
・レモン果汁※……3g(小さじ2/3)
<つくり方>
(1)トマトはよく洗い、水けをきってひと口大に切る
(2)ポリ袋に(1)、オレンジジュース、レモン果汁を入れ、袋の口をしっかりと結び、よくもんでトマトをつぶす。
(3)袋の端をハサミで切ってグラスに注ぐ。
※レモンの果汁の量は、オレンジジュースの酸味によって加減してください。
凍らせてから半解凍してひんやり、シャリシャリに
フローズントマト
1人分 34kcal
<材料 1人分>
・トマト……180g(中1と1/2個)
<つくり方>
(1)トマトはよく洗い、水けをきってひと口大に切り、ポリ袋に入れて冷凍庫で凍らせる。
(2)(1)を半解凍し、袋の口を結んでよくもむ。
(3)袋の端をハサミで切ってグラスに注ぐ。
クエン酸を補給してデトックス&疲労回復
トマト&りんごジュース&りんご酢スムージー
1人分 53kcal
<材料 1人分>
・トマト……150g(中1個)
・りんごジュース……50g
・りんご酢……12g(大さじ4/5)
・塩……少々
<つくり方>
(1)トマトはよく洗い、水けをきってひと口大に切る
(2)ポリ袋に(1)、りんごジュース、りんご酢、塩を入れ、袋の口をしっかりと結び、よくもんでトマトをつぶす。
(3)袋の端をハサミで切ってグラスに注ぐ。
いかがでしたか?素材感を感じられるポリ袋スムージーだから、ポイントをおさえてダイエットにも上手にとり入れたいですね。トマトを使ったスムージーはキレイやせしたい人にピッタリですから、ぜひ試してみてください。
小磯 ふきこ
フードコーディネーター。食育指導士。パン職人、パティシエを経て独立。店舗の立ち上げやレシピ開発を手掛けるうちに、素材の大切さを実感し、ジュニアベジタブル&フルーツマイスターを取得。ジュース・スープ・メインからデザートまでできる「手もみレシピ」を通して「手作りの大切さ!楽しさ!おいしさ!」を一人でも多くの方に知っていただきたい!と料理教室・食育イベントの企画・主催を行っている。
写真/小澤晶子
参考/『ポリ袋でかんたん!スムージーダイエット』