みなさんは毎日の食事で、フルーツを意識して食べていますか?
「フルーツは甘いから太る」や「デザートと同じ」といった印象を持っている方も多いかもしれません…。
しかし、同じように甘いケーキやお菓子と比べると、ダイエットや体調管理には断然フルーツを選ぶ方がいいです。
今回はフルーツを普段の食事に取り入れるメリットについてお話します。
おいしくビタミンCを補給する
フルーツには多くのビタミンCが含まれています。ビタミンCを摂取することで、今注目されている抗酸化作用、肌荒れや貧血予防のためのコラーゲンや鉄分の吸収率アップ、さらにクエン酸による疲労回復などの効果が期待できます。
ビタミンCは1日当たり、100mgの摂取が望ましいとされています。フルーツには他の食品と比べて、多くビタミンCを含みます。特にキウイフルーツ、いちご、オレンジ、グレープフルーツは含有量が多いことで知られています。
【フルーツのビタミンC 含有量】
キウイフルーツ:約55mg(1つ80g)
いちご:約43mg(1つ70g)
オレンジ:約30mg(半分70g)
グレープフルーツ:約40mg(半分110g)
食事にフルーツを取り入れると、1日に摂取したいビタミンCの約半分が摂取することができます。
フルーツは体づくりの強い味方
フルーツは確かに甘いですが、一般的なスイーツよりも、低カロリーで血糖値を上昇させにくいという特徴があります。
一般的なスイーツに多く含まれている糖分は、砂糖(スクロース)、果物に多く含まれている糖は果糖(フルクトース)と呼ばれています。
フルーツは少量でも、果糖の働きで甘味を感じやすく、食物繊維も多く含まれていることから、デザートに比べて食べた時の満足感が高いということになります。
体のことを考えると、間食としてスイーツを食べるよりは、フルーツを選択したほうが、低カロリーで多くの栄養素を補給できるため、ベターな選択だといえます。
健康でやせやすい身体づくりのために、食事と運動は欠かせません。特に運動を行う方には、運動後のリカバリーとしてフルーツを食べることや、果汁100%のジュースを飲むことは効果的です。
運動の習慣がない方は、体調管理のために簡単にできるセルフストレッチがオススメです。セルフストレッチの後で食欲がなくても、フルーツや果汁100%ジュースであれば消化によく手軽に栄養補給ができますので、ぜひお試し下さい。
恵比寿&中目黒のパーソナルトレーニングジム|Dr.トレーニング
執筆者: 山口 元紀
(株)Dr.トレーニング代表取締役。
アメリカから帰国後は、
プロアスリート(野球、競輪、ゴルフ、 サッカーなど)を初め、数多くの芸能人(歌手、国民的美少女、モデル、司会者など)のパーソナルトレーニングを担当。
医療関係の専門的な講演会も毎月行っている。
【活動内容】
ミスワールドジャパン公式トレーナー
Dr.ストレッチ アドバイザー
レアルマドリードファンデーションキャンプ参加
【職歴】
MLB ボストンレッドソックス
MLB タンパベイレイズ
MLB カンザスシティーロイヤルズ
【学歴】
日本大学文理学部体育学科(学士号)
セントラルミシガン大学
シェナンドア大学
テキサス工科大学院 健康科学センター アスレティックトレーニング学科(修士号)
【資格】
NATA-ATC(全米アスレティックトレーナーズ協会認定トレーナー)
NASM-PES(全米スポーツ医学協会認定パフォーマンス向上スペシャリスト)
保健体育科教員免許