「腹八分目がベスト」とは言いますが、美味しいものに出会ったときやストレスが溜まっているとき、お酒を飲みながら箸が進んでしまうときなど、「ヤバい、今夜は食べ過ぎちゃった!」と思うことは、誰にでもあるものです。
そんな「しまった!」と思うときに、ぜひ取り入れたいのが、消化や吸収を促すストレッチ。食後には体が重たくて運動なんてできないかもしれませんが、ストレッチならテレビを見ながらでも簡単にできるはずです。
■1:背伸び
両手を握って頭の上でぐーんと背伸びをすると、ウエストまわりの皮膚やお肉も伸びるのがわかるはず。すると内臓の働きが活性化して、消化吸収がスムーズに行くように促されるんです。
椅子や床に座ったままでも、立った状態でも良いので、自分が気持ちいいと感じるように、背伸びをしてみましょう。
■2:体側を伸ばすストレッチ
背伸びをしたら、そのまま今度は体を左右どちらか真横に傾けてみましょう。すると今度は体側や、わき腹がぐーんと伸びます。これもまた内臓への良い刺激になるのです。
左右両方とも、同じようにゆっくりとストレッチを行いましょう。
■3:三角のポーズ
次に紹介するのは、ヨガで定番の“三角のポーズ”。両足を肩幅よりも大きめに開いて立ち、両手は肩のラインで横に広げます。そのまま右手を右の足首に置き、左手は真上の天井へ向け、両手がまっすぐ一直線になるようにします。
すると左のわき腹が伸びた状態になるため、内臓の働きを助けたり、わき腹を引き締めてくれるというわけ。同様に左手を左の足首に置いて、左右両側とも行いましょう。
三角のポーズの正しい取り方は、「毎日1分で”腹のプヨ肉を削る”!くびれを叶える三角のポーズ」で紹介しています。
■4:ハトのポーズ
ヨガのポーズで“ハトのポーズ”というものがあります。上半身や胸を大きく開き、わき腹もぐーんと伸ばすポーズなので、内臓機能の調整や向上に良いと言われています。
このポーズはヨガをやっている人の中でも、特に上級者向けの、難易度が高いポーズ。しかも食べ過ぎでウエストまわりにお肉がたくさんあるときは、このポーズを取ることすら大変かもしれませんが、体の内側からぽかぽかしてくるのが感じられますよ。
ハトのポーズの取り方は、「どんより停滞中の運気UP!巡りが改善”ハトのポーズ”&お部屋作り」で紹介しているので、参考にしてみてください。
食べ過ぎてしまったときは、翌日の食事内容を軽くしたり回数を減らしたりと調整することが基本ですが、食べ過ぎた当日にこれらのストレッチを行っておくと、元のボディにも戻りやすくなることでしょう。