世のなかには、たくさんのダイエット法があります。
流行ってはすたれ、過去のものとなってまた新しいものが出てきたりと、移り変わりがとても早いもの。
そんななか、最近注目を集めているのが、アルカリ性ダイエットです。
美の追求に余念のない海外セレブたちのあいだでも大反響。
ダイエットというと、脂肪を効率よく燃焼させて減らしていくという方法が主流ですが、このダイエット法は、体質を改善して痩せやすいカラダを作るのが目的。
今回は、アルカリ性ダイエットの具体的な方法と効果についてご紹介します。
アルカリ性ダイエットで体質改善
アルカリ性か酸性かを見分ける際に用いられるのが、pHという単位です。
0~14の目盛りに分かれ、7が中性、それよりも値が大きくなるとアルカリ性、小さくなると酸性となります。
人間のカラダは、血液のpHがおよそ7.35~7.45なので、弱アルカリ性ということになります。
酸性の食品を食べると、どうしても肝臓や腎臓に負担がかかります。
アルカリ性食品を増やすことで、こうした臓器への負担を減らし、正常な機能を促して痩せやすい体質を作ることが、アルカリ性ダイエットの目的です。
アルカリ性食品の分類
その食材がアルカリ性であるかどうかの見分け方は、燃焼後に残るミネラルでの判別になります。
ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウムであればアルカリ性。
これらを多く含む食材が、野菜、果物、海藻類などになります。
逆に、酸性の食材となるのが、硫黄、塩素、リンなどを含むもの。
肉類、魚介類、白米、乳製品などになります。
こうしてみると、アルカリ性食品を増やすと、自然とダイエット食になっているのが分かります。
摂取の割合は7対3で
体質改善のためとはいえ、食事をアルカリ性の食材のみにするのはいけません。
酸性の食材にしか含まれていな栄養素もたくさんあります。
野菜中心の食生活になると、どうしてもタンパク質が不足します。
タンパク質は、肌や髪の健康には欠かせない栄養素。
不足すれば、トラブルを招きかねません。
それに、厳しい食事制限は大きなストレスになります。
ストレスは美容を妨げ、またリバウンドの原因にもなります。
アルカリ性と酸性の食材の摂取は、7対3を心がけるようにしましょう。
また、コーヒーや紅茶といった刺激のある飲みものはNG。
アルコールも肝臓に負担をかけてしまうので、控えなくてはなりません。
ダイエット以外の効果も
アルカリ性ダイエットは、体質から変えるのが目的なので、すぐに効果は出ませんが、いったんカラダの状態が整えば、体重は落ちやすくなります。
ですから、早めに取り組んでおけば、いざというときに一気に効果が出て即痩せも可能です。
このダイエット法には、痩せるという効果以外にも、カラダに良い影響を及ぼします。
臓器への負担が減ることで、活動が活発化して、代謝が促進。
美容効果や免疫力アップなどの効果が見込めます。
また、心臓病予防や不眠症改善、頭痛の解消などにも効果があるとされています。
痩せやすいカラダ作りは、太りにくくなるということであって、リバウンドもしにくい状態になります。
厳しい節制をする必要もないので、とても取り組みやすいです。
たくさんの健康効果も得られるので、カラダにはいいことばかり。
まずは気軽に始めてみてはいかがでしょうか。
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