代謝が下がってしまうNG習慣、していない?
基礎代謝は、年齢を重ねるごとに下がっていきます。
若いときとまったく一緒の運動をし、同じような食生活をしていても、太りやすくなるのはこのためです。
しかしながら、基礎代謝の下降線は、人によって違います。
なぜなら「ライフスタイル」が基礎代謝の下降に大きな影響を与えているからです。
「ダイエットに悪い行動」は基礎代謝の低下に直結する
1.食事
基礎代謝を下げるNGな習慣はいくつかありますが、そのなかでも大きな影響を与えるものが「食事」です。
好き嫌いが多い人やお酒を飲みすぎる人は、基礎代謝が下がりがちです。
基礎代謝は、その4分の1が肝臓に関係しています。
肝臓を酷使するような、アルコールの飲みすぎや油分や糖分の多い食事というのは、基礎代謝の低下に直結します。
2.運動不足
運動不足は基礎代謝の低下につながります。
「基礎代謝の4分の1は肝臓に関係する」としましたが、筋肉の場合もその比率は多く、全体の5分の1程度にのぼります。
軽く汗をかく程度の有酸素運動だけでも生活に取り入れましょう。
逆に言えば、日常的に運動をずっと続けてきた人というのは、年齢に比べて、非常に若々しく、引き締まった体を手に入れられるということです。
仕事の忙しさが基礎代謝にも影響する
3.ストレス
ストレスを受けると、自律神経が大きく乱れます。
自律神経は副交感神経と交感神経によって成り立っていますが、そのバランスが崩れることによって、血液の流れが悪くなってしまいます。
血液の流れが悪くなりますと、基礎代謝は低下しやすくなります。
ストレスは万病の元とも言われていますから、しっかりとストレス対策を行うことが重要です。
4.睡眠不足
「眠ること」は、もっとも簡単で効果的なストレス解消方法であり、体を癒す方法です。
逆に言えば、きちんと眠れていない状態では、ストレスが溜まり、体には疲れが残るということです。
睡眠不足の状態では、本来放出されるべき成長ホルモンが出ません。
成長ホルモンは筋肉を育てることができるホルモンでもあるので、これがないと、運動不足のときと同様、基礎代謝が落ちていくことに繋がってしまうのです。
また、睡眠不足による肌荒れなどが、ストレスの原因となることもあるでしょう。
おわりに
基礎代謝が下がる生活というのは、健康にも悪影響を及ぼす生活です。
毎日のことですから、きちんと見直しを行いましょう。
少しずつでも改善していけば、きっと「代謝が落ちない生活」を作り上げることができるはずです。