ツボ押し&ヨガで「むくみ」を予防する方法
こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
暑さと共に湿度の高い季節がやってきました。
エアコンをつけると冷えてしまう、うまく汗がかけないという方もいるのではないでしょうか。
体の水分循環・代謝がカギ
湿度の高い時は、体内も湿気で重い感じがするもの。
体温を下げようと汗をかこうとしても、空気中の湿気が多いと汗が出たり蒸発したりしにくく、熱がこもってしまいます。
体内の水分の循環が滞りやすく、そんな時にエアコンにあたると、むくみや冷えにつながります。
水分の循環を良くし、むくみを予防するツボやポーズでケアをすることがポイントになります。
今回は、ムシムシとした季節を乗り越えるための「ツボ刺激」や「ヨガポーズ」をご紹介します。
足裏マッサージで冷えやむくみ防止!
足裏の土踏まずの上のくぼみ「湧泉」のツボから土踏まずの内側下に向かって指圧をします。
ここは、冷えやむくみ、水分代謝に関わる腎の経絡の始まり部分にあたり、デトックス効果も期待できます。
ハトの準備ポーズ&すねのマッサージ
右足をあぐらに、左足を後ろへと伸ばして、右足の内すねの骨のキワを指圧します。
反対側も同様に行います。
すねの内側は、湧泉から始まった腎の経絡が通る道で、水分代謝を良くし、むくみを予防します。
この体勢は、前足の股関節のストレッチを兼ねていて、下半身の循環を良くしてくれます。
腎臓を温める&前屈
長座で座り、前屈をしながら両手の平を背中の真ん中(腎臓があるところ)に当てて温めます。
軽くこぶしを作ってトントンと叩く刺激もよいでしょう。
こうすることで、むくみ・冷え・水分代謝改善に役立ちます。
また、腎臓を養生します。
腎臓は東洋医学では「先天の気」が宿るところと言われ、もって生まれた元気が蓄えられると考えられています。
それほど生命力に直結する大切な器官なので、温めて労ることには意味があります。