こんにちは。美姿勢インストラクターの美宅玲子です。
触ると夏でもひんやりしていて、つかむと固くて痛い、セルライト脂肪。ついてしまった脂肪に出ていってもらうために、固くなった脂肪を柔らかくほぐす、つかみマッサージの方法をご紹介致します。
脂肪が「ここにいてはいけない」と思わせる
私達は「意思」を持った存在ですが、人間が進化してきた過程において、単細胞の時代であっても、細胞が生きづらい環境から逃れ、生きやすい環境を作ることを繰り返していて、まるで細胞に「意思」があったかのようです。
ついてしまった脂肪細胞をぎゅっとつかんで、脂肪にとって痛い、つらい状況をつくって退散してもらいましょう!脂肪を柔らかくほぐすと、分解され流れていきやすくなります。
つかみにくい方向からつかむ
例えば、お腹の脂肪は横につかむよりも縦につかむ方がつかみにくく痛いことでしょう。わき腹や背中、もも前、外もも、内もも、膝上の肉、二の腕なども、同様に「つかみにくく痛い」方向からつかみましょう。
脂肪をがっしりつかんで、揺する
気になる脂肪は、皮膚に近い部分だけをちょこんとつまむのではなく、奥からがっしりとつかみましょう。そして、縦や横に揺するように動かします。
とても痛いと思いますが、脂肪がほぐれて柔らかくなるにつれて、痛みも減り、ましになってきます。
代謝を上げる
脂肪つかみマッサージをすると、周辺の筋肉も引っ張られて刺激されるため、体温が上がり、代謝が上がります。ポカポカした状態がしばらく続くでしょう。
おわりに
気になる脂肪をつかんでみましたか?体は意識をする部分が活性化して、老廃物をためにくい傾向があります。自分の体に意識を向けて、老廃物を流しやすくするためにも、時々つかんでみてはいかがでしょうか。
執筆者
美宅 玲子 ヨガ・ピラティス・美姿勢インストラクター
中学から大学まで陸上競技に打ち込み、全日本インターカレッジ出場。姿勢や効率の良い体の動かし方に興味がある一方、メンタルの繊細さもあり摂食障害になってしまう。大学卒業後に小学校教員となるが、「いい先生であろう」と無理を重ね、うつ状態のため2年半後病休を取る。2004年に趣味で通っていたスポーツクラブに転職し、ヨガ・ピラティスに出会い、インストラクターとなる。ヨガ・ピラティスと興味ある分野を活かせる仕事のおかげで心の病と腰痛を克服する。
ストレスの多い日常でも心身の調子を整えられる素晴らしさを伝えるため、2008年に独立しフリーインストラクターとなる。現在、首都圏のスポーツクラブ、自治体、公共施設でのサークルや個人のレッスンを受け持つ一方、外ヨガイベント、健康コラボイベントの企画実施、雑誌監修、コラム連載、DVD発売も行う。日々更新するHP,ブログ、Youtubeのエクササイズ動画も好評である。
著書「あなたらしく輝く 美姿勢イメージエクササイズ」現代書林
インストラクター美宅玲子 公式HP