食べないダイエットより、食べて痩せるダイエットに!
食べたいものを我慢して、リバウンド率100%のダイエット方法はつらいですよね。
グルメが趣味の人や、ストレスで食べてしまう人、また生理前などでお腹が空いてしまう人はなおのこと。
そんな人は、いつも食べている食品を、さらにローカロリーで栄養豊富な食材にチェンジしてみませんか?
健康的で我慢も最小限に出来ます。
食べないダイエットがダメな理由…
人間である限り、食欲を抑え続けるのは尋常ではありません。
「食べなければ絶対痩せる!」という単純な方法は、様々な健康上の弊害と、また非効率なダイエットになりがち。
栄養が偏ることによる代謝の低下
基礎代謝は、エネルギー消費の約7割と言われています。
残りの3割は、運動などで消費される生活活動代謝。
つまり、必死に運動をしても、代謝が悪いとエネルギーは効率よく消費されません。
代謝は栄養素が様々に組み合わさり、複合的に効果を発揮し合うことでうまく作用します。
ですので、食事を摂らない、偏った食生活だけを続けることは、代謝を落としてしまう原因に。
栄養不足の期間が長いと、少しの食事でも太りやすくなる
また、栄養不足が続くと、体は生命活動を維持するために「ホメオスタシス機能」を働かせます。
ホメオスタシス機能とは、遭難時などにおける体重減少を抑え、生命維持を正常に保つための機能です。
ダイエットの停滞期の主な原因ともされています。
食事を抜いたり、食事の期間が極端に空いてしまうと、少しの食べ物からでもエネルギー吸収を最大に摂取し、またそれ以上体重が減らないようエネルギー消費量を最小に抑えてしまいます。
食べないことで体を飢餓状態にしてしまうと、このホメオスタシス機能が働いてしまい、痩せにくく太りやすい体質になってしまうことも。
つい食べ過ぎてしまう人向け!
こうした理由から、ダイエット中の絶食や○○だけダイエットはおすすめできません。
しかし、そうはいっても普段通りの食生活では、せいぜい体重キープが関の山。
また、つい食べ過ぎてしまう人や、生理前などで食欲増大している人には、ぜひ「置き換え食材」で乗り切ってみませんか?
いつもの食べ物の代わりに取り入れたい、おすすめ食材をご紹介します。
○○を○○に変えてみよう
白米→玄米・雑穀米などに変えてみる
ダイエットの敵とさえ見なされている、白米。
しかし白米ファンは多く、お米が食べられないことで挫折してしまう人も多いようです。
ここは白米の代わりに、発芽玄米や雑穀米などにしてみてはいかがでしょうか。
押し麦、胚芽押麦などを白米に混ぜるだけでも、栄養素アップが期待できます。
メーカーやブランドにもよりますが、栄養素はどれも白米より高く、血糖値の上昇を緩やかにしてくれたり、腹持ちがよく空腹を抑えてくれる効果があります。
うどん→蕎麦に変えてみる
基本的に白い食べ物は糖質が高いと言われており、うどんもその仲間。
うどんよりも蕎麦の方が低カロリーかつ低GI食品であり、代謝を促進させるビタミンB群や、ポリフェノールの一種であるルチンとカテキンが含まれています。
ダイエット中にそうめんやうどんを食べるなら、蕎麦で代用しましょう。
そば粉と小麦粉の割合をチェックしましょう。小麦粉の方が多い配分量ですと、ほとんどうどんに近くなってしまうことも。