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モデル道端カレン「ダイエットの強い味方、リパーゼとは」

こんにちは。道端カレンです。

みなさん、秋はおいしいものがたくさん出てくる季節ですよね。食欲も増してきて、つい食べすぎてしまいますが、そうなると気になるのはボディライン。体重が増えたりすると、ダイエットを考えたくなりますよね。

そこで今日は、効率よくダイエットをするための強い味方、リパーゼをご紹介しますね。

モデル道端カレン「ダイエットの強い味方、リパーゼとは」

ダイエットの強い味方、リパーゼとは!?

鍵を握るのが、脂肪分解酵素「リパーゼ」。

リパーゼとは、膵液や胃液などの消化液に含まれる消化酵素の1つで、体脂肪を遊離脂肪酸とグリセリンに分解する働きがあります。このリパーゼの分泌が活性化されていると、体脂肪がよく燃えて、脂肪燃焼効果が高まるわけです。

このリパーゼは、空腹時などにも、脂肪をエネルギーに替えるために分泌されるのですが、運動をしている最中にも分泌されることが、わかっています。運動して身体の筋肉を使うと、リパーゼが出始めて、体脂肪を分解してくれるのです。

ところが、このリパーゼの働きを阻害する要因があります。それは、運動直後の筋肉を温めてしまうことなのです。

運動直後のお風呂やサウナはNG!

たとえば、運動したあとのお風呂。よくジムなどに行くと、運動して汗をかいたあとに、熱いお風呂やサウナに入る人がいますよね。実は、それ、ダイエットをしたい人にとっては好ましくないことなのです。

リパーゼは運動直後もしばらくは分泌されて、せっせと体脂肪を分解してくれます。それなのに、そこでお風呂やサウナに入って筋肉を温めてしまうと、その働きを阻害して、分泌されにくくなくなってしまうのです。

運動したあとは、ストレッチをしたりして時間をおき、筋肉を自然とクールダウンさせてから、お風呂やサウナに入りましょう。

有酸素運動を20分以上しなくてもいい

また、今まで脂肪を燃焼させるには、有酸素運動を20分以上行わないといけないというのが定説でした。運動すると、最初に血中のブドウ糖が燃えて、だいたい20分くらいしてから、ようやく脂肪が燃え出すといわれていました。

けれど、今は研究が進んで、脂肪もブドウ糖と同じく、運動すると、最初から燃え始めていることがわかってきました。ただ、バランスとして、運動し始めて最初のうちは、ブドウ糖のほうが多く燃焼されるということだそうです。

そのため、有酸素運動を連続して20分以上もやらなくてもよく、10分くらいでも脂肪を燃やす効果があるといわれるようになりました。

連続20分の運動より、10分×2回のほうが効果アリ

そこで再び注目されるのが、リパーゼ。もちろん、有酸素運動をしたあとは、たとえ10分間の運動であっても、リパーゼがちゃんと分泌されて、脂肪を分解してくれるわけです。

ということは、連続して20分間、運動するよりも、10分間の運動×2回のほうが、リパーゼも2回分泌されることになりますよね。10分間の運動を3回行えば、もちろんリパーゼは3回分泌されます。

つまり、10分程度の有酸素運動で脂肪分解がスタートするのであれば、10分間の運動を、たくさん行ったほうが、リパーゼがそれだけ何回も分泌されます。そのたびに脂肪分解が促進されるわけですから、より痩せやすくなります。

20分間続けて運動するのはハードルが高いし、実際、毎日行うのは難しかったりしますよね。でも、10分間の運動を2回行うのなら、できそうな気がしませんか。

1回10分の運動でリパーゼを上手に活性化させ、体重増加を防ぎながら、秋の味覚を堪能しましょう!

文:リズムアンバサダー 道端カレン

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