ダイエットや健康のために運動を始めようと思っていても、忙しい人にとってはなかなかハードルの高いもの。なんとか運動を始められても、続けるとなると、さらに難しいものです。
今回は、40代アラフォーの筆者が日常の生活のなかで取り組んでいる「基礎代謝を上げる運動を続ける秘訣」を自らの体験の中からご紹介します。
そもそも「基礎代謝」って何?
テレビや雑誌などでよく耳にする「基礎代謝」。“代謝がよい”、“代謝が落ちてきた”という言葉をなんとなく使っているかもしれませんが、基礎代謝の本来の意味を理解している方は意外と少ないのではないでしょうか?
一般的に基礎代謝とは、呼吸や体温維持、心臓などを動かすといったような、人間が生命活動を行うために必要な運動をするためのエネルギーのことをいうそうです。
筆者自身、専門家ではありませんが、自分がダイエットや運動を続けるための予備知識として、通っているジムのトレーナーから教えてもらいました。
基礎代謝を上げるには?
基礎代謝量を上げるには、運動をして筋肉をつけることが大切です。身体の筋肉を増やすことで、エネルギーの消費を多くします。
たまに耳にする、「太りにくい身体」とか「やせやすい身体」というのは、簡単にいってしまうと、エネルギー消費が多い身体のことを指すようです。
手軽にできる!基礎代謝を上げる運動メニュー
運動には、有酸素運動と無酸素運動がありますが、基礎代謝を上げるための運動として、筆者の場合は、有酸素運動と無酸素運動の両方を取り入れたメニューをこなすようにしています。
基本的には、走ることと筋トレを中心とした運動メニューとなり、まずはストレッチから始まり、10分位のウオーキング、そして15~20分位の軽めのランニングなどの有酸素運動を行います。
そして、軽めの50mダッシュを3本位と、腹筋や腕立て伏せなどの筋トレの無酸素運動を行っています。
ポイントは、「無理をしないこと」。競技目的ではなく、あくまで健康やダイエットを目的としているので、走る距離や腕立て・腹筋の数などはノルマとして課すのではなく、目安程度として考えるようにしています。
ガッツリ運動してしまうと、結局続かなくなってしまう場合も考えられるため、「今日はこんなに運動できた!」「今日はあまり動けなかった……」というくらいの気軽な気持ちで取り組むと、運動を続けられそうです。
自然のパワーをもらえる里山での運動がおすすめ!
筆者は、自然の多く残された、緑豊かな里山の近くに住んでおり、今回ご紹介した運動メニューも里山で行っています。
里山には、四季折々の花や緑豊かな木々がたくさん。自然のパワーを身体全体で感じたり、季節ごとの景色を眺めたりしながら運動をすることができ、おすすめです。
ダイエットや健康を目的とした運動は、決して無理をしないことが大切です。
単に運動だけに取り組むのではなく、素晴らしい景色を眺めたり、季節を感じたりするなど、運動以外にも楽しめる要素を取り入れる工夫をすることで、無理をせずに運動を続けられるかもしれません。
文:佐久間一之