タレントの熊田曜子さんがオフィシャルブログに“8時間ダイエット”に取り組んでいることを明かし、実際に効果も出ているらしいです。
1日の食事を8時間以内に終えるといった“8時間ダイエット”の効果や具体的な方法などについてご紹介します。
●8時間ダイエットとは?
●食事は8時間以内が鉄則
●食事時間以外はしっかり水分補給を
●1日2種類のスーパーフードを取り入れる
●10時間程度の時間制限でも効果アリ
●1日2種類のスーパーフードを取り入れると効果的
●きなものを好きなだけ食べてヤセるコツ7
●さらに効果を出すためにお風呂でできるホットヨガ
8時間ダイエットとは?
文字通り8時間以内なら、好きなものを好きなだけ食べて、しっかり効果が出るというダイエット法です。
ただし、8時間ダイエットにはいくつかのお約束があり、やりかたを間違えると、ダイエット効果が得られなくなってしまいます。そこで、8時間ダイエットの正しいやり方をまとめておきましょう。
食事は8時間以内が鉄則
「8時間以内ならなんでも食べてOK」とはいうものの、その8時間、ひたすら高カロリーなものを食べ続けたりしてはダメ。8時間の範囲内で、食べる時間を決めて、規則正しく食べることが大切です。
たとえば、正午から午後8時間の8時間を食事時間と決めたら、お昼と夕食をしっかり食べる。ただし、朝食と夜食は食べないということです。
このように、時間が制限されることで自然と食事回数が減り、結果として摂取カロリーが減るというのが8時間ダイエットで痩せる理由のひとつです。また、胃腸を休める時間が増えることも重要で、消化・代謝機能の正常化にもつながります。
食事時間以外はしっかり水分補給を
8時間の食事ができる時間以外は、一切食べ物を口にせず、水だけで過ごします。ジュースなどの砂糖が入った飲み物を飲んでしまうと効果が得られないので、水が苦手な場合は、カフェインの入っていないお茶などを飲みましょう。
1日2種類のスーパーフードを取り入れる
8時間ダイエットの効果を高めるため、「スーパーフード」と呼ばれる8種類の食材から、毎日2種類を接種することを推奨しています。このスーパーフードは、栄養豊富で低カロリーな食品で、どれも特別な食材ではないので、1日2品目くらいなら無理なく続けられそうです。
8時間ダイエットでオススメの「スーパーフード」とは、以下の8種類。
1.卵や脂分の少ない鶏ササミなどの肉類
2.ヨーグルトなどの乳製品
3.アーモンドなどのナッツ類
4.大豆などの豆類
5.いちごなどのベリー系の果物
6.オレンジなど明るい色の果物
7.玄米などの穀物
8.緑色の葉物野菜
10時間程度の時間制限でも効果アリ
最近では、有名な科学雑誌で「食事時間を9~12時間以内に制限したところ太りにくい」「時間を制限して食べた方が睡眠の質が高く、心機能の老化を抑制」という報告がされるなど、8時間ダイエットの効果を裏付けるような研究成果が出ています。
時間を気にせずダラダラ食べることで脂質代謝に関わる体内時計遺伝子を狂わせるという研究もあり、まずは「食事時間を制限すること」が大切だとか。
「絶対に8時間!」と気負わなくても、10~12時間に制限するだけでも効果があるという説もあります。
ヘルスケアニュース-8時間以内なら何を食べてもいい?「8時間ダイエット」とは
きなものを好きなだけ食べてヤセるコツ7
8時間ダイエットの効果をより高めるために知って欲しいダイエットのコツをご紹介します。
8時間ダイエットが難しい方はこちらから始めてみるのも良いのではないでしょうか。
コツ1 おやつを食べるなら午後3時までに
体に脂肪を溜め込むのが肥満原因物質「BMAL1(ビーマルワン)」。この物質の量で太りやすいかどうか決まります。午後2〜3時に少なく、夜8時以降は増えるので、おやつを食べるなら午後3時までに。血糖値の上昇を緩やかにする緑茶と一緒にどうぞ。
コツ2 食事はサラダから食べる
はじめにサラダを食べると血糖値がゆっくり上がるため、太りにくく。また、消化しやすいサラダを先にとると内臓の負担が軽くなり、消化酵素を節約できます。その節約した分を代謝酵素として使えるため、ヤセやすい体に。
コツ3 よくかんでゆっくり食べる
1口30回を目安によくかんで食べましょう。かむと筋肉が刺激されて、脳に指令が伝わり神経ヒスタミンが出ます。この物質には、食欲抑制や体脂肪の分解効果が。また、満腹ホルモンは食事をはじめてから30分で出始めるので、ゆっくり食事をすることは食べ過ぎ防止にも。
コツ4 食事を抜かない
1日3食、できるだけ決まった時間に食べましょう。食事の間隔は6時間を目安にし、適度にお腹がすいた頃に食事を摂るように。空腹時間が長すぎると、体が飢餓状態になり、吸収力が高まるので、普段と同じ量を食べても太ります。
コツ5 少食をさける
極端に食事の量を減らすと、低体温に。体の機能低下をまねき女性ホルモンも減少。いわゆる“中年太り”になり、お腹周りに脂肪が付きます。ダイエット中でも1日1200kcalは必要です。低カロリーを目指すなら野菜を増やして。
コツ6 質の良い油を摂る
細胞やホルモンの原料になっているのが油。質のよい油をとらないと細胞が老けて、代謝が悪くなります。肉やバターの油は避けて、魚やオリーブ油、アマニ油などの不飽和脂肪酸を摂りましょう。
コツ7 酵素をとる
酵素は、食べ物の消化を助けて、腸内環境を改善します。また、内臓の負担が減り、活性酸素も減るので、基礎代謝が活発になるのです。体内酵素は、加齢により減るので食事で補うことが必要。生野菜や果物、発酵食品を積極的にとりましょう。酵素な熱に弱いので必ず生で食べて。
さらに効果を出すためにお風呂でできるホットヨガ
ヨガスタジオやスポーツジムに通うのが億劫な方でも、入浴中に手軽にヨガでリフレッシュして、さらにダイエット効果もあれば一石二鳥ですよね。8時間ダイエットに慣れてきたら、運動も取り入れてダイエット効果を高めて下さい。
実はお風呂場はホットヨガの環境にとても適しているそうです。血行がよくなり、代謝も上がりヤセやすい体に。汗で老廃物も流れるのでいいことずくめ。ぜひ、体を洗う合間にヨガを取り入れて、効果的に発汗しながらボディラインを整えましょう。
●「いすねじり」でウエスト脂肪燃焼
お風呂のイスに座って両ひざをつけ、背筋を伸ばす。息を吐きながら上体を左にねじり、右ひじを左のひざにかけて、胸の前で両手を合わせる。しばらくこのままキープ。反対側も行う。
●「わき腹のばし」でくびれたウエストに
お風呂のイスに座って左手を上に上げ、右手は力を抜く。背筋を伸ばし、息を吐きながら上体を右に倒し、3回呼吸を行った後、吸いながら体を戻す。反対側も行う。
浮力でラクにポーズがとれる「湯船ヨガ」
湯船の中でポーズを行えば、浮力が体の固い人の動きをサポート。左右3回ずつ行いましょう。※のぼせた場合は中止して、湯船から出るようにしましょう。
●「もも裏のばし」で腰の疲労をとる
浴槽の中でひざを曲げて座る。両手で左足をしっかりとつかんだら、背筋をのばす。ゆっくり息を吐きながら、左ひざをまっすぐ上にのばし、かかとを外に押し出すようにする。反対側も同様に行う。
●「背中手つなぎ」で肩こりを解消
浴槽の中であぐらをかいて座る。左手を上に上げてから、ひじを曲げて肩甲骨の方に下ろす。右手を下から回し、体の後ろで握手する。手が届かない場合はタオルを持って。反対側も同様に行う。