毎日利用する入浴タイムを活用し、さらに効果を高めてみませんか?
今、美容や健康に関心が高い女性に注目されているのが、全身浴なんです。
どんな効果があるのか、そして詳しいやり方を紹介します。
全身浴とは?
全身浴とは肩までしっかりと浸かる入浴法で、お湯の温度は41~42℃と少し高めに設定します。
入浴時間は10分で済んでしまいますから、忙しい女性にこそピッタリな入浴方法なのです。
お湯が少し熱めのため、半身浴のように長時間入らず、無理しない程度の時間で続けましょう。
長湯は体に負担がかかりやすく、「暑くて我慢できない」とならないうちに出るのがポイントです。
全身浴の効果
全身浴は短時間でしっかりと体が温まり、入浴での消費カロリーが高いのが特徴です。
これはお湯の温度が上がるほど効果が高まり、40℃で10分なら40キロカロリー、42℃で10分なら80キロカロリーも消費することができます。
42℃の湯船に浸かる方法は、ジョギングと同程度の消費カロリーが得られるともいわれています。
さらに水圧がかかるため、新陳代謝アップ、血流促進、老廃物の排出を促しデトックス、むくみ解消などの効果が得られます。
高温反復入浴法
全身浴でダイエット効果を高めたい方は、高温反復入浴がおすすめです。
熱めのお湯に数回入ることで、1回の入浴にて200~300キロカロリーもの消費量になります。
このカロリーを運動で消費使用と思うと1時間くらいかかるため、リラックスとカロリー消費の両方が得られるこの入浴方法は効率が良くなっているのです。
・肩までしっかり、41~43℃の熱めの湯船に3分入ります。
・5分休憩となるため、洗い場にて髪や体を洗ってしまいましょう。
・さらに3分肩まで湯船に入るのですが、このときに汗がじわじわ出て体が温まるのを感じます。
・5分の休憩時間を利用し、髪や体を洗いましょう。
・最後に3分肩まで湯船に浸かり終了です。
効果を高めるアイテム
全身浴の効果を高めるなら、数滴のアロマオイルを入れましょう。
ダイエット効果が高いのはグレープフルーツオイルで、すっきりとする香りが食欲を抑える効果があるとダイエットをする女性にも注目されています。
ほかにも粗塩にアロマオイルを数滴垂らし入れれば、塩の発汗作用により老廃物の排出作用が高まります。
塩は保温効果が持続しやすいため、冷えや肩こりがある女性にもおすすめします。
全身浴のひとつ高温反復入浴法、やってみたくなった方も多いのでは?
普段はリラックス効果を高めるために半身浴を利用していた方も、たまにはいろいろな効果が期待できる全身浴も取り入れてみましょう。