注目!デスクワーカー専用ダイエット

背骨メンテナンスで夏までにボディを引き締める!

夏が近づき、ボディを引き締めたい、今年こそダイエットに成功したい! と思っている人も多いのではないでしょうか。

そんなあなたに注目して欲しいキーワードが「背骨」。美しいボディラインを手に入れ、そのボディをキープするための近道は、実は背骨へのアプローチだったのです。

しなりを失ってゆがんだ背骨がボディラインを崩す一因

出典: http://fytte.jp

 

「背骨は24個の骨からできていて、頸椎、胸椎、腰椎に分かれます。頭蓋骨と骨盤をつなぎ、私たちの体を支える、まさに『大黒柱』が背骨です。

背骨は『しなやかな動きをする』ことで体の動きのバランスをとっていますが、周辺の筋肉が凝っていたり、動きが悪くなっていると、背骨がゆがんで本来のしなやかな動きを失い、体の一部に負担をかけてしまいます」

このことが、ボディラインや体調に悪影響を与えてしまうといいます。

「背骨がゆがむと、体はほかのどこかでバランスを取ろうとします。それが、骨盤のゆがみにもつながり、おなかがポッコリと出てしまったり、お尻が横に広がったりして、体を太く見せてしまうのです。

それだけでなく、背骨がゆがむと血液やリンパ液の流れも悪くなり、代謝が低下。体も動かしにくいので、脂肪がつきやすくなってしまいます」

ゆがみがあるか自分の背骨をチェックしてみよう

背骨のラインは自分では直接見えないもの。そこで、背骨にゆがみがあるかどうか、セルフチェックできる方法を教えてもらいました。

チェック1

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足を腰幅に開いて壁の前に立ち、かかと、お尻、肩甲骨を壁につけます。このとき、後頭部を壁につけにくい人は、首の骨が前に傾いている可能性があります。

チェック2

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鏡の前に立ってみましょう。あごの中心と鎖骨の中心が左右にズレていたら、首、または胸椎にゆがみがある可能性があります。

チェック3

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足を腰幅に開き、壁の前に立ちます。かかと、お尻、肩甲骨、後頭部を壁につけたまま、左右交互に上体を倒せるところまで横に倒します。写真に撮るか壁に印をつけて、左右の違いを確認。8cm以上左右差がある場合は、背骨が左右にゆがんでいる可能性が。

仙骨をほぐして背骨のゆがみを取りやすい状態に

自分の背骨の状態を確認できたでしょうか。背骨にゆがみがあった人に、ぜひ行ってほしいのが仙骨からの背骨ほぐしです。

「背骨が柱なら、骨盤は土台です。その土台の中心にあるのが仙骨で、本来小さなゆらぎを繰り返しています。ところが、仙骨周りの筋肉が凝り固まっているとその上に連なる背骨を硬直させ、背骨のしなやかな動きまで失ってしまうのです」

そこで、仙骨の周りをほぐし、背骨のゆがみを取りやすくするメニューを紹介。

1.

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仰向けになり、バスタオルを丸めたものや硬めのクッション等を用意し、そのうえに骨盤を置きます。脚を腰幅に開いて両ひざを立てます。両腕は手のひらを上に向けて体の横に。背中を浮かせずに、両ひざをゆらゆら左右交互に倒します。これを60秒。

2.

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立てたひざを左右に開き、足裏同士を合わせます。脚のつけ根に手を当て、息を吸いながらもものつけ根を足先のほうへ押し出します。息を吐いて力を抜き、これを5回。

これらのメニューを、体の土台から背骨のゆがみを改善し、美しく整ったボディライン、やせやすい体を手に入れる第一歩としましょう。

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峯岸 道子

Body&Mind Yoga Studio主宰。長年にわたるフィットネス・エクササイズの指導を経て、ヨガの道へ。「肩甲骨ヨガ」や「ハンディキャップヨガ」など、時代のニーズに合わせたメニューを提案。指導者育成にも力を入れ、ワークショップなどでも活躍。著書に『肩甲骨ストレッチ』(宝島社)等。

撮影/布川航太 取材・文/馬渕綾子 写真(イメージ)/ⓒMaksim Šmeljov – fotolia.com

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