いつものメニューに追加するだけ!
食べないダイエットはほぼ9割失敗してしまうこと、もう女性であれば経験済みの人も多いかと思います。
かと言って、いつもの量をいつものように食べていては、体重キープがいいところ。
栄養を身体に行き渡らせるよう、バランスよく食材を摂り、適度に運動を行うことが最も確実なダイエット方法ですが、その食事の摂り方にもいくつかルールがあります。
☑ 汁物⇒野菜類⇒お肉や魚⇒炭水化物の順に食べましょう
☑ 夜の炭水化物を少し減らしましょう
☑ 身体を冷やすものは控えましょう
☑ 間食はナッツや昆布など、栄養を補えるものにしましょう
☑ 可能であれば白い炭水化物より茶色い炭水化物にしましょう(うどん⇒そば、白米⇒玄米など)
これらのルールにプラスして、ぜひダイエット中の食事に取り入れたい食材をご紹介します。
それぞれ、代謝促進や食欲抑制、便秘解消などの効果が期待できます。
おすすめ食材1 バナナ
バナナは、激しい運動を行うアスリートなども活用していることからも、食べて素早くエネルギーに変換される果物です。
バナナ=太る?
カロリーが高そうに思えますが、1本あたり約1000kcal。
糖質は多めですが、炭水化物やお菓子などの糖質とは違い、血糖値が上がりにくいとされています。
食物繊維、デンプンが多く含まれているため、お腹が空いた時のおやつや、食事の前に頂くことで満腹感が得られます。
炭水化物を少し減らした場合も、腹もちよく過ごすことが可能に。
腹持ちをよくする食材は多々ありますが、バナナの栄養により便秘解消など嬉しい健康効果も期待できるので、特にバナナをおすすめしています。
ホットバナナも有効。
冷たいバナナより、レンジやフライパンで温めて頂いた方が、甘みも増しますし体を冷やさないので効果的です。
おすすめ食材2 ショウガ
ご存じショウガには、体をじんわり内側から温めてくれる効果があります。
加熱または乾燥させたショウガに含まれる「ショウガオール」という成分が、体温を上げ、代謝を促進する作用があります。
キムチなどのカプサイシンも体を温めてくれますが、匂いや塩分が気になる方も多いでしょうから、生姜がおすすめです。
体温を上げると痩せやすくなるワケ
エネルギー消費の約70パーセントに当たる「基礎代謝」は、多くが「肝臓」で消費されます。
そのため胃腸を温めることで内臓の働きが活発になり、代謝アップに繋がりやすくなります。
体温を1℃上げることで、代謝は13%~15%ほど上がると言われているため、体を冷やすことは控えたいものです。
加熱・乾燥した生姜がおすすめ
ちなみに生ショウガより、加熱したものや乾燥生姜の方が体を温める効果があります。
生のしょうがに含まれるジンゲロールは、身体に摂取すると血中を流れて手先や末梢血管を温めてくれますが、体の深部にある熱を末梢に送って温めるため、一時的に深部の熱が下がってしまいます。
おすすめ食材3 白湯
食材ではないのですが、普段飲むドリンクを常温の水または白湯にするだけで、胃腸が温められて代謝アップが期待できます。
特におすすめは朝。
睡眠中は水分が失われ、カラカラになっている身体にはぜひ水分補給をしたいものですが、いきなり冷たい水を入れるのはダイエット的にはNG。
胃の中のものが消化され、空っぽになった中に白湯を少しずつ入れることで、お腹の奥からじんわり温まってくることが実感できるでしょう。
毒素の多くを含んでいる便秘を解消する効果も期待できます。
白湯の作り方
やかんに水を入れ、強火で沸騰させる。
やかんのフタを取り、湯気が上がるようにする。この間も火は止めないように。
泡がブクブク立ったら火を弱め、10~15分間沸かし続ける。
飲める温度に冷まし、少しずつ時間を掛けて飲んでいく。
まとめ
満腹中枢を刺激してくれるバナナと、代謝を上げる生姜に白湯を紹介させて頂きました。
どんなライフスタイルの人にも取り入れて頂きやすい食材かと思いますので、ぜひトライしてみてくださいね。