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食べ悪阻による体重増加を抑える為の4つのポイント

食べ悪阻のせいで体重が増え過ぎると、出産時に影響が出ないか心配になります。

妊娠中の体重管理が上手くいかないと困っている相談者さんに、看護師さん達が以下のようにアドバイスしています。

食べ悪阻による体重増加を抑える為の4つのポイント

31歳女性からの質問:「食べ悪阻で体重増加が止まりません」

妊娠初期から食べ悪阻が酷く、空腹になると気持ちが悪くなって吐き気が酷くなります。カロリーを抑えたものにしても体重は増える一方です。28週にして既に7kg増です。体重が増えすぎると、妊娠中毒症や浮腫み、また産道に脂肪がつき、出産に影響がでるのは十分わかっているのですが、体重増加は止まりません。食事に気をつけるより、安定期にも入ったので、運動量を増やしたほうが良いのでしょうか?(31歳・女性)

食事の量を減らし、軽い体操を

食べる量を小分けにするなど、今後は食事により工夫したほうがよいでしょう。また、軽い体操をしたり、血行をよくすることも効果があるようです。

『食べられるのはいいことですが、体重の増加はよくありません。高脂肪、高カロリーのものは控えて間食もやめましょう。一回の食事量を減らし、小分けして食べるといいと思います。小腹がすいたら、茹でた野菜や果物、カロリーの低いクラッカーなどを食べるようにしましょう。(産科・婦人科看護師)』

『普段の家事に加えて、30分ほどの散歩や軽い体操など、運動するようにしてください。お腹が張る時や、気分の悪いときは無理をしないで、できる範囲で行ってください。また、湯船にゆっくりつかって足のマッサージをし、血行をよくしましょう。(産科・婦人科看護師)』

体重増加を防ぐ為に抑えておきたい4つのポイント

具体的にはどのようなことに気をつけていけばいいのでしょうか。以下の4点を参考にしましょう。

『体重が増えすぎてしまうのは、多くの妊婦が直面する悩みです。運動量を増やすのも一案ですが、できれば食事の改善と一緒に行うとより効果的です。(一般内科看護師)』

以下、体重が増え過ぎないようにする対策としては、

『1.塩分を控える:
塩分を過剰に摂ると食欲が刺激され、食べ過ぎになってしまいますので、塩分は控えめにしましょう。

2.ストレスを溜めないようにする:
大きなお腹では動くこともままならず、ストレスで食べてしまう可能性もあります。マッサージやアロマ、趣味などでリラックスできる環境を作りましょう。

3.適度な運動を心がける:
ストレス解消にも食べ過ぎた時の過剰なカロリーを消費するためにも、また出産に必要な筋肉を鍛えるためにも適度な運動が推奨されます。ヨガやスイミングなどで身体を動かすよう心がけましょう。

4.食事量を少なくし、間食を野菜や果物、小魚などに換える:
間食を食物繊維の豊富な野菜や果物にしたり、低下カロリーなコンニャクゼリーやおからクッキー、おしゃぶり昆布など健康的なおやつに切り替え、1日の摂取カロリーを低くするよう心がけましょう。』

間食は全く止めなくても、代替となるものを食べるようにしたり、適度な運動をするなど、無理の無い範囲でより良い習慣をつくっていくことが、体重管理のためには必要なのかもしれませんね。



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