こんにちは!ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
みなさん、ボディメイクは順調に進んでいますか?
私がここでいう「コンテスト」は、
鍛え上げた肉体やステージングを、ステージで披露し、審査により勝敗を決する。
というものです。
ボディビルなのでは?とお思いになる方もいらっしゃるかと思いますが、私の場合はそうではありません。コンテストでいえば「ベストボディ・ジャパン」、「フィジーク」といった部類になります。フィジークのコンテストの写真は、このような感じです。
フィジーク前後のコンディション
このように、フィジークは、デニムやサーフパンツを履いて、審査に挑みます。ボディビルとは少し違うことが、お分かりいただけるかと思います。
身体作りのコンテストは、文字通り上半身をお客様に見せます。絞り切れていない「甘い」体形のまま、出場するわけにはいかないので、選手は「トレーニング」、「減量」に全力を注ぎます。ほぼ毎日、ウエイトトレーニングに勤しみ、食事のコントロールもきっちり行います。
コンテストシーズンは、日本では、大体4月〜11月が当てはまります。その後の期間は「オフ期」としています。コンテスト選手は身体を大きくしたいので、オフ期では、トレーニングと食事量を増やします。食事量を増やして、身体を大きくすることもボディメイクの一つです。
オンシーズンの減量は、コンディションキープも含め、身体や精神に、かなりの負担がかかります。神経が研ぎ澄まされているので、集中力も高いですが、人間、そこまで強くはありません。
その緊張状態を長く続けていると、必ずガス欠になるため、私自身はコンテストが終了したら、トレーニングを一切やらない「お休み期間」を作るのです。いわゆる充電期間のようなもの。
抑えていたおいしい食べ物も、ここぞとばかりに食べます。疲れ切った身体に栄養を補給してあげることは、非常に大切です。次のシーズンに向けての活力になるのです。
一般の方のダイエット・ボディメイクも、実は同じなのです。自分の食べたいものへの欲求を抑えていくわけですから、少なからずストレスはかかります。
ストイックな方ほど、その傾向が強いため、ある期間頑張ったら、身体や心にもしっかり「ご褒美」をあげてください。それが、さらなる身体の進化につながります。
もちろん、ご褒美にはしっかり「区切り」をつけて!
ダラダラと、食生活を乱し続けるのはご褒美ではないですから。それは「甘え」になりますので、お忘れなく。
文・写真提供:リズムアンバサダー 岩成隆邦