ダイエットのために過度な食事制限やジム通いを始めて、挫折してしまったことはないですか?
仕事から帰ってきて疲れているのにジムで運動したり、走ったりというのは難しいですよね。
実は、サイクリングは同じ時間でウォーキングやランニングをするよりも、ダイエットに効果的といわれています。今回はサイクリングの運動効果とその消費カロリーについてまとめます。
サイクリングによる運動効果
サイクリングは歩くことよりも全身の筋肉を使うので、運動効果が高いといわれています。そして何より移動手段として使えるので、通勤やレジャーに利用しながら、自然に運動効果を得られます。
自転車をこぐことで、太ももの筋肉を刺激して脂肪の燃焼を助けます。若い人だけでなく、腰や下腹部、太ももなどに脂肪がつきやすい中高年にとっても、サイクリングはとても良い運動になります。
サイクリングによる消費カロリー
では、どれぐらいこげばいいのでしょうか。
サイクリングは少なくとも20分以上は続ける必要があり、時速20kmで30分以上こげば、良い運動効果が得られると考えられています。
速度を上げれば上げるほど、消費カロリーは増しますが、きつくなりすぎると無酸素運動になってしまい逆効果なので、軽く息が上がる程度の有酸素運動を意識するようにしましょう。電動自転車は坂道などで便利ですが、消費カロリーは少なくなってしまいます。
実際に50kgの人が、時速20kmで60分間サイクリングをすると約400kcalを消費するといわれているので、通勤で往復2時間かかれば800kcalを消費できることになります。
これは、ビーフカレーかカルボナーラスパゲティー、から揚げ定食などと同じエネルギー量です。
サイクリングを上手に取り入れて痩せる方法
では実際にどのように取り入れるのがいいのでしょうか。
まず買い物や通勤、幼稚園への子供の送り迎えなどを、自転車に変えてみるといいかもしれません。
雨の日などに外でサイクリングができなければ、ジムなどのエアロバイクをこいでも良いです。
サイクリングでより痩せるには、こぐ姿勢も大事だといわれており、サドルを5cm上げるだけで消費カロリーが上がるといわれています。
それから、太ももやふくらはぎの筋肉に運動が効いていることを、つま先で実感しながらこぐのも、消費カロリーを増やすために良いといわれています。
サイクリングを生活に上手に取り入れて、健康的にダイエットできたらいいですね。
文:編集部ライター O.I