サインがあった!おデブにならずに「腹八分目に抑える」小さなコツ
昔から健康のためにも、「食事は腹八分目まで」と言われていますが、腹八分目を見極めるのも、それを実行するのも至難の業。
いつが八分目かわかりにくい上、六分目や七分目で止めたらすぐにお腹がすいてしまう……。
でも、腹八分目で食事をストップする小さなサインがあり、食べ過ぎを防ぐちょっとしたコツもあるんです。今回は、そんな腹八分目に抑える方法をご紹介します。
■満腹を感じる仕組みとは?
腹八分目で食事を切り上げるために最初に知っておきたいのが、人が満腹を感じる身体の仕組みについて。
私たちが食べ物を口から摂取すると、除々に血液中のブドウ糖濃度が上がっていきます。するとその情報が脳にある満腹中枢を刺激し、その後私たちは満腹を感じることができるのです。
この一連の流れに要する時間は、食事を始めてから早くて20分。つまり20分以内の早食いをしている人は、本当はすでに”お腹がいっぱいな状態”にいるのに、そのサインに気づかずに食べ過ぎている可能性があります。
■腹八分目のサインは何?
目盛りがあるわけではないので、いつ”腹八分目”になるかは、とてもわかりにくいこと。しかし、ある程度食事が進んでいくと、「あ、お腹が満たされてきたな」と感じる瞬間が必ずあるはずです。それが大事なサイン。
大抵の方はそう感じると同時に、「でもまだ胃は満たされていない」と勘違いして、そこからさらに箸を進めてしまいます。
しかし先に紹介したように、人が満腹を感じるにはやや時差があるため、最初に「お腹がいっぱいになってきたな」と感じたとき、あるいはそこから数口で箸を置くのがポイントです。
そのときには「まだ物足りない……」と思ったとしても、10分、20分と経つうちに、お腹が実はいっぱいになっていると気づくはずです。
■食べ過ぎを防ぐ食べ方のコツ
食べるときは、よく噛むようにすると満腹中枢が刺激されやすくなります。満腹と感じるまでに時間がかかるとおり、早食いはもってのほか。ゆっくりと味わいながら、時間をかけて食べるようにしましょう。
最初は自分の腹八分目を見極めるのは、難しいですが、毎日続けていくと感覚で少しずつわかるようになってきます。腹八分目を身体が覚えたら、もう体重コントロールだってお手の物になりますよ。