間もなくやってくる夏。でも冬の間に蓄えてしまった脂肪……どうしよう!?
薄着の季節に向け開始したいダイエット。でもツラいのはイヤ……。
だけど、なにも辛いだけがダイエットじゃない!ぐうたらさんでもトライしやすい、お手軽“意識するだけダイエット”、始めてみませんか?
■ツラいダイエットにさよなら! お手軽・お気楽“意識するだけダイエット”
ダイエット、というと「ツラい食事制限」「ストイックな筋トレ」「地道な有酸素運動」などなど……文字にしただけでくじけてしまいそうな行動が浮かびますよね。
確かにこれらのことが確実に実践できたら、減量は成功するでしょう。でもダイエットは続かなければ意味がないばかりか、無理なやり方ではストレスも溜まる一方です。
ここは少し、捉え方を変えてみましょう。「さあダイエット!」と気合いを入れるのではなく、意識しただけでダイエットになっていた、という何ともお得感のあるダイエット方法を取り入れてみませんか?
名付けて、「意識するだけダイエット」です。
■間食してもいい! でも“習慣にしない”という意識を
ダイエットの天敵の一つに間食があります。
本当にお腹が空いた時に適量を食べるならまだいいのですが、危険なのは習慣になってしまっている間食。条件反射、という現象はご存知だと思いますが、間食の習慣にもこれが当てはまる場合があります。
例えば15時頃に小腹が減ってチョコレートを食べた、という行為がコンスタントに続いたとします。すると気付けば“お腹が空いていない日でも、15時になるとチョコレートが食べたい気分になる”という、厄介な現象が起きてしまう。
それは脳にいつの間にか“15時=チョコレート”と刷り込まれてしまったから。そんなふうにさせないための対策、それは「間食をする場合でも、時間を決めない」という意識を持つことです。
間食するなら、本当に空腹を感じた時。そう意識するだけで、“15時”という条件に食欲が反応してしまうのを防げるでしょう。
■目に入るから食べたくなる! “食べものを視界に入れない”という意識を
人間の食欲は、どこから来ていると思いますか? もちろん、前回食べたものが消化され、胃が空っぽになるからという生物学的な背景はあるのですが、そのほか“五感による刺激”にも大いに起因します。
例えば先ほどと同じ15時という時間帯。あなたのデスクにクッキーの箱が置いてあったとします。お昼を食べてから3時間ほど、小腹が減ったような減っていないような……。
そんなはっきりしないお腹の具合でも、“美味しそうな写真が載ったクッキーの箱”という視覚の刺激があると、むくむくと食欲がわいてきてしまうのです。
こんな刺激への対策は簡単、「視界に入る場所に食べものを置いておかない」と意識することです。
普段からお家や職場のデスクに食べものを置いている人は、試しに引き出しなどに隠してみてください。食べものの存在そのものを忘れると、要らぬ食欲はわいてこないことがわかることでしょう。
■どうしても間食したい! それなら“意識のベクトルを変える”意識を
これらを意識しても、それでもどうしても間食したくなってしまう……こんなこともあるでしょう。そんな時に有効なのは、“意識そのものを全く別のベクトルに向かわせる”ことです。
何か食べちゃいたい!そんな気持ちが抑えられなくなったら、自分が好きなことや夢中になれることをやってみましょう。
例えば読書が好きな人なら本を開く、音楽が好きな人ならイヤホンを耳に入れる。ブログをアップしたりツイートすることが好きな人ならそれもOKです。
そういった好きな作業に没頭する行為は、煩悩を一時的に忘れさせてくれるものです。そしてそれらの作業が一段落着いた頃には、きっと食欲のことを忘れていると思います。
一つ注意点を上げるとすれば、読んだ本に美味しそうな料理が出てきたり、「お腹空いたー!」という食欲に絡めたツイートだと逆効果かもしれないということ。その辺りのチョイスもまた“意識”するといいでしょう。
以上、気軽に試せる“意識するだけダイエット”についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
これならお金も手間暇もかかりません。ちょっとの意識でスリムボディに繋がるかもしれないなら、やってみる価値ありですよ!