こんにちは!ボディメイクトレーナーの岩成隆邦です。
季節柄、ダイエットのためのお酒の飲み方を、いろいろなところでレクチャーするようになりました。
パーソナル指導ではもちろんのこと、友人から聞かれたり、食事会の時や仕事の打ち合わせ中でもその話に……。やはり忘年会シーズンに向けて、皆さん戦々恐々といったところでしょうか。
今回は飲み会の時の「食事」についてです。
ダイエット中、飲み会の時の「食事」の注意点
お酒の種類や飲む量の減らし方はレクチャーしてきましたが、食事についてはあまり触れていなかったですね。
やはり飲み会中の食べ物には気を遣う必要があります。飲むお酒が大丈夫でも、食事が乱れていたら元も子もありません。むしろ、飲み物より気をつけて欲しいくらいです。
まず、アルコールなどを摂取する「場」としての飲み会は、基本「夜」に行われることが総じて多いです。もちろん夏場のビアガーデンやランチのときなど、昼間からお酒を飲むケースもありますが、それは例外ということで。
今回は夜の飲み会に焦点を当てたいと思います。
以前<<夜食べると太る理由とは(前編)>>にてお話ししたと思いますが、まず単純に、夜の過剰なエネルギー摂取は脂肪蓄積を招きやすい。
これは周知の事実です。
飲み会自体がほとんど夜に行われることから、「飲み会=太りやすい」という図式が成り立ちます。
断る、という方法もありますが、そこは人間です。飲み会に参加すれば、人間関係も円滑になりますし、新しいビジネスチャンスも生まれたりしますから、行ったほうがいい場合もありますよね。
となると、その中でいかに「食事をコントロール」できるかが、カギになってきます。
飲み会での食事のコントロール
炭水化物の摂取を控える
これは、余計な糖質の摂取を防ぎ、脂肪の蓄積を抑えます。飲み会の席では、お店にもよりますが、イタリアンですと「ピザ」「パスタ」、鍋系の居酒屋でしたら〆の「雑炊」などがあり、炭水化物を主とする料理が多くなってきます。
こういったものが出された場合は、なるべく「食べない」と決めておきましょう。
脂質過多の料理を避ける
飲み会の席では、脂質の多い食事があることも特徴です。最たるものは、唐揚げやフライドポテトなどの「揚げ物」が挙げられます。ハイカロリー必至なので、ここは避けたいところです。
どうしても食べないといけない状況に陥った場合は、衣を取るなどの意識の高さを見せ付けましょう。
野菜・魚介類などのタンパク質をメインに摂取
飲み会の席でも、基本は「野菜」と「低脂肪の食材」のチョイスをしっかり行いましょう。キャベツやサラダなどはもちろん、刺身などの魚介類を積極的に食べるようにしましょう。糖質の摂取も抑えることができ、しっかりダイエットできます。
いかがでしたか?
実際にはダイエットの基本食事方法を忠実に守るだけなのですが、お酒が入っている状況下では、判断能力や意志の強さを鈍らせます。
飲み会に入る前から、しっかりした食事プランと意志を貫く強さを改めて自覚して、会場へ向かってください。それさえ出来ていれば、飲み会はもう怖くありません。
次回は、<<基礎代謝アップ~痩せやすい身体になるために>>~というテーマで、3回にわたってお伝えしていきます。
文・写真提供:リズムアンバサダー 岩成隆邦