デスクワークでも痩せる!デスクワーカー専用ダイエットプログラム

まずは、私たち中年デスクワーカーが太ってしまった原因を、ハッキリと理解しておきましょう。

その理解がないと、これから実践していただく食事法とエクササイズの解説も、

「なんでこんなことしなきゃダメなんだ?」 「これやって意味あるの?」

と疑心暗鬼になってしまい、続けられなくなるのです。

理解があれば、納得して精力的に続けられ、きちんと結果が出ます!

 

あなたが太ってしまった原因・・痩せれない原因は・・・

ズバリこれです!

若かったころに比べて、
圧倒的に筋肉量と成長ホルモンの量が少ない!

のです。

やせ型のお腹ポッコリさんも同じです。

特にデスクワーカーは、足・おしり・腹筋の筋肉量が激減して、宇宙人のように退化してしまうのです。

筋肉量と成長ホルモンの量が少ないことによって、

代謝量全体が少なくなっています!

一日の総消費エネルギー量の内訳と基礎代謝量の年齢変化のグラフ

糖の消費・脂肪の蓄積・脂肪の燃焼

この代謝量の低下が、太ってしまった原因です。

代謝とは、エネルギーを使って細胞を作り替えたり、体温を維持したり、運動力に変えたりする仕事のことです。

その仕事をする際に、エネルギーが使われるわけです。

そのエネルギーとは、カロリーであり、血液中の糖分や脂肪のことです。

そして、使い切らずに余った血液中の糖分は、中性脂肪に変わり、あなたの体に(特にお腹周りに)蓄えられるのです。

これが太ってしまうメカニズムです。

 

そして、その代謝に欠かせないのが『成長ホルモン』なのです。

成長ホルモンは脂肪を分解して、筋肉を作ってくれるのです。

そしてさらに、筋肉量が多い人が運動すると、成長ホルモンの量が大幅に増えます。

つまり、筋肉量と運動と成長ホルモンは、切っても切れない関係で、相乗効果で増えていくのです。逆に言えば、条件次第では相乗効果で減っていくのです。これが怖いのです。

さて、筋肉量が落ちた原因は何となく想像できると思いますが、『運動不足』だけじゃないんです。

【筋肉量が落ちる原因・成長ホルモンの量が減る原因】

①運動量(負荷量)が少ないので「筋肉量は多く要らない」と脳が判断した

②運動量(負荷量)が少ないので成長ホルモンの量が減った

③食事の内容が悪く筋肉や成長ホルモンの原料が足りない

④ストレスによって成長ホルモンの量が抑制された

⑤加齢によって成長ホルモンの量が減った

⑥睡眠不足によって成長ホルモンの量が抑制された

⑦体脂肪の量が一定量を超えたことで成長ホルモンの量が抑制された

これらによって、成長ホルモンの量が減る→筋肉量が落ちる→成長ホルモンの量が減る→筋肉量が落ちる→体脂肪が一定量を超え成長ホルモンが抑制・・・

という悪循環にはまるのです。そして、ある時期を境に、一気に恐怖の激太りをしてしまうのです。

また、そこから簡単には抜け出せなくなってしまうのです。

 

成長ホルモンの年齢による変化のグラフそれでは、それらをどうしたら良いでしょうか?

まず、加齢は避けられませんよね。誰もが皆、年をとります。

そして、現代社会に生きる私達、デスクワーカーの私達ですから、ストレスは避けられません。

生活のため、社会的な責任のために働かなければいけませんので、忙しければ睡眠不足の時もあるでしょう。

しかし、①②③は、改善しようと思えば十分できるものです。

食事の内容、運動の内容は、しっかり整えることができます。

まず食事です。

『食べる総量・回数』は減らさなくて良いのです。

もちろん、暴飲暴食はダメですよ(笑)

暴飲暴食をしていた方は、ちょっとガマンしないといけません。でも無理に量は減らさずに、食べるものを変えるだけでも全然OKなのです。回数もしっかり食べます。

『食べる物』を変えて、お腹いっぱい食べてみてください。

糖分の摂取量が減り、食べる量も必然的に減っていきます。

『ダイエットに良いスイーツの解説』もありますから、あまりストイックに食事制限しなくて大丈夫です。むしろ、糖分をゼロにしても実はダイエットの効率が落ちますし、ストレスホルモンがダイエットに悪影響を及ぼします。

すぐに慣れて、ずっと続けられる食事法です。

そして3か月後は、また緩めても大丈夫な体に生まれ変わっています。

それから運動です。

忙しくても、30分もあればすごく良い内容のエクササイズができますから、あなたも間違いなくダイエットできます。

しかも、30分動き続けるような単調でツライ運動ではなく、種類も豊富で休憩がたくさんある楽しいエクササイズですので、これから私と一緒に頑張って続けていきましょう。

やせ型のお腹ポッコリさんも、原因は腹筋の厚さ・強度不足によってお腹が内臓(脂肪お含む)に押されて出てしまっているだけですので、腹筋系のエクササイズでちゃんとお腹はへこんでクビレますので、ご安心ください。

また、このタイプの体形の方は、肩・胸・背中の筋肉を大きくすることによって、相対的にウエストをくびれて見せることもできる(いわゆる逆三角形型にする)のです。

ということで、まずは食事と運動です。

この二つは、それぞれ単独では効果は少ないです。二つセットで続けて、初めて良い効果が得られます。

これは絶対に守ってください。

運動だけ・・食事だけ・・では効果が少なく、せっかくの努力が無駄になってしまいます。

また食事と運動だけでなく、『ストレスと睡眠不足の解消法』もありますので、改善できる要素は実はけっこうあるのです・・・

あなたが太った原因!痩せれない原因はこれです!

若かったころに比べて、圧倒的に筋肉量と成長ホルモンの量が足りないのです。特にデスクワーカーは、足腰・おしり・腹筋の筋肉量が激減して、

宇宙人のように退化してしまうのです・・・

私は若かったころは細身で、40代のほうが体の線が太くなったので、まさか逆に『筋肉量が劇的に減ってる』なんて夢にも思わなかったのです。

「でも筋肉量が減ったらそのぶん痩せるんじゃないの?」

「筋肉は脂肪よりも重いって言うし・・」

と思いますよね。でも、違うんです。

◆筋肉量が少ない人は、代謝量が少ないんです!

◆代謝量が少ない人は、消費カロリーも少ないんです!

◆あまったエネルギーは、体脂肪としてドンドンたまっていきます!

糖の消費・脂肪の蓄積・脂肪の燃焼

例えばあなたが、仕事中だったり部屋でネットを見ている時に、トイレに行くとしましょう。

立ち上がって、歩いて、トイレのドアを開けて、便座に座ります。

用を済ませて、立ち上がって、手を洗って拭いて、ドアを閉めて、また歩いて戻りますよね。

この一連の動きも立派な「運動」です。人体を動かして運んだわけです。

体を動かすためには、筋肉を動かす必要があります。

その筋肉を動かすためには、糖質や脂質などのエネルギーが必要です。動いた時にはエネルギーを消費したことになります。

この「トイレに行って戻ってくる」という同じ運動をしたにも関わらず、筋肉量(代謝量)が多い人と、筋肉量(代謝量)が少ない人では、

■同じ運動量なのに、消費カロリーの量が違うんです

もうお分かりですね。

筋肉量が多い人は、何気なく日常生活を送っていても、筋肉量が少ない人よりも消費カロリーが多いのです。

自動車のエンジンに例えれば、燃費の良い軽自動車の660ccの小さい排気量のエンジンと、5,000ccもあるアメ車の大きい排気量のエンジンでは、同じ距離を走っても消費するガソリンの量が全然違いますよね。

ということで、筋肉量が多い人は、同じ食事量ならば当然やせていきますし、同じ体重で良いならば当然たくさん食べれるわけです。

■成長ホルモンが減って代謝が落ちている

成長ホルモンの年齢による変化のグラフ成長ホルモンは、細胞を作り換えたり傷を修復したりするのに必要な物ですが、脂肪を分解する効果があります。

ですが、加齢・運動不足・食事や睡眠の質が悪い・ストレスなどで、私達は成長ホルモンの量が激減してしまっているのです。

これが『太る原因・痩せれない原因』になっています。

もちろん、加齢によって成長ホルモンの量が減っていくのはしかたがないことですが、食事や睡眠の改善、そしてエクササイズによって量を増やしてあげることは出来るのです!

特に、筋トレなどの無酸素運動が、成長ホルモンを効率良く分泌させることができます。

しかも、筋肉量が多い人が高負荷のエクササイズをすることで、筋組織が破壊される量が多くなりますから、その分それを修復するための成長ホルモンの量も多くなる・・・というわけです。

だから筋肉量は多い方が良いのです。

一日の総消費エネルギー量の内訳と基礎代謝量の年齢変化のグラフ

つまり、あなたが

「若いころと同じ物を同じ量だけ食べたい!同じ体型を維持したい!」

と思われるならば、筋肉量を若いころと同じくらいに、あるいはそれ以上に増やせば良いのです。無酸素運動を正しく行って、成長ホルモンをたくさん出してあげれば良いのです。

◆美しくカッコイイ体型だった若いころに戻り

◆好きな物を好きなだけ食べても太らない

あの幸せを取り戻すことが出来るのです!

「え~ッ、でも俺の年でそんなことできんの?!」

もちろん大丈夫です。

筋肉の材料、成長ホルモンの材料、酵素やビタミンなど必要な栄養素をしっかり摂って、その上で正しいエクササイズを行うことにより、脳に「筋肉が必要だよ」と教えてあげれば良いのです。

それによって、あなたの脳は、

「お!筋肉が足りないみたいだし、栄養も入ってきたし、ヨ~シ!ドンドン筋肉作るぞ!」と理解してくれます。

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